松坂大輔 復帰戦で勝利

Rソックス・松坂復帰、7回途中まで無失点2勝目(読売新聞) - goo ニュース

 今日ボストンのフェンウェイパークで行われたアナハイム戦で 6月19日
以来の先発をした松坂大輔は、アナハイム打線を6回0/3を被安打3・四死球
3・奪三振5で無失点に抑え今シーズン2勝目を挙げた。

 正直言って‘何とか間に合った’という感じだったが、アナハイム相手の
勝利というのが大きい。

 というのも現在のボストンはアメリカンリーグ東地区でNYヤンキースに
7,5ゲーム差を付けられて2位だが、ワイルドカード争いではテキサスには
4,5ゲーム差をつけて1位なのでプレーオフ進出は可能だ。 

 プレーオフは各地区で優勝したチームで最も勝率が高いチームが初戦で
ワイルドカードのチームと対戦するが、初戦で同一地区のチーム同士は対戦
しないというシステム。
 現在アメリカンリーグ1位で最も勝率が高いのがNYヤンキースなのでボス
トンがワイルドカードの場合は2番目の西地区1位のアナハイムと対戦する。

 つまりプレーオフの初戦でアナハイムとの対戦する事が、ほぼ確実なのだ。

 アナハイム相手に6回を3安打無失点ならばプレーオフで登板する事が
可能になる。
 今シーズンの松坂は2度の登録抹消と受難の年になったが、汚名を挽回
するチャンスがポストシーズンゲーム。
 ビッグゲームに強い松坂なのでプレーオフで登板して活躍できれば、
レギュラーシーズンの不調という借りも返せるだろう。

 松坂も人間だから長くやっていると不調の年が必ずある。

 V9ジャイアンツのエースだった堀内恒夫がV8の年の72年に26勝9敗で
防御率2,91だった翌73年は12勝17敗で防御率4,52に終わった。
 しかしホークスとの日本シリーズではG2で倉田をリリーフして4イニングを
投げて勝ち投手になったばかりか11回に決勝タイムリーまで放つと G3では
先発して完投勝ちしホームランまで打つ。
 そして優勝を決めたG5では胴上げ投手となりMVPまで獲得した。 

 こうなるとファンはレギュラーシーズンが不調だった事よりも、日本シリーズ
での活躍の方が印象深くなる。

 ビッグゲームに強い松坂も、今年のポストシーズンゲームでレギュラー
シーズンの不調を払拭するような活躍ができるか?

 今回の好投で光が見えてきた事だけは確かだろう。 

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