ディエゴ・マラドーナ監督の解任は当然

マラドーナ監督を解任=コーチ刷新で協会と対立―アルゼンチン代表(時事通信) - goo ニュース

 南アフリカW杯のベスト8でドイツに0-4と惨敗したアルゼンチンの監督:ディ
エゴ・マラドーナがコーチ人事の刷新問題で協会と対立して解任されたら
しい。

 ただ個人的にはコーチ人事で もめなくても解任は当然だと思うし、マラドー
ナのファンには申し訳ないが、正直言って監督としての能力はないと思って
いる。

 いろんなメディアからの情報を読んでいてもマラドーナが監督に就任した
のは監督としての能力ではなく代表チームの人気取りを協会の会長が画策
してのものだというし、南米予選の戦いぶりを見ても捗々しくない。

 W杯の本大会ではグループステージでナイジェリア・韓国・ギリシャと同じ
ブロックに入ったが、戦力的にアルゼンチンが頭1つ抜けているのでグルー
プステージでの敗退はないと考えていた。

 実際に初戦のナイジェリアには手こずったものの1-0で完勝し韓国からは
4点を取って圧勝してギリシャにも勝ち1位通過を決めた。

 トーナメントの初戦でもメキシコ相手に3-1で快勝したが、よくよく考えて
みると0-0で進んだ時間帯はメキシコが押していたし先制ゴールはオフサイド
の見落としによるもの。

 仮に0-0のまま進んでいたらどうなっていたか? 

 先制されていたら どうなっていたか?

 答が出たのがQファイナルのドイツ戦。
 開始早々に先制されるとメッシをはじめとした個の突破による攻撃だけで
何ら効果的な手立てを打てずにドイツのカウンターに追加点を取られていき
0-4の惨敗を喫した。

 圧倒的なタレントを擁しながら格下相手には勝てても実力的に互角か格上
のチームには勝てないという典型的なチームに成り下がっていた。

 86年のメキシコW杯で優勝した時のアルゼンチンは‘戦術はマラドーナ’と
言われるぐらい攻撃はマラドーナに依存するスタイルだった。
 そして今回のチームは‘戦術はメッシ’で臨んだわけだが、24年も前の
戦術が そのまま通用するわけがないと思ったし、マラドーナもそれは分
かっていただろうと思ったが どうやら違ったようだ。

 80年代のスタイルでW杯に臨んで失敗したにも拘わらず、それに対する
反省の姿勢が見られないとなればマラドーナに4年という時間を与えても
時間の無駄ではないかと考えたのだ。

 4年前の元日本代表監督といい、マラドーナといい典型的な‘名選手、名
監督ならず’の例だろう。

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