ホークス交流戦優勝の後遺症

 ホークスが今日行われたマリーンズ戦で7-6で辛勝し、何とか7連敗で
ストップした。
 2週間前に交流戦で見事に初優勝を飾ったので‘勢いに乗って一気に
・・・’と取らぬ狸の皮算用をした連中にとってペナントレース再開直後の
初戦でサヨナラ勝ちした後の7連敗は意外な結果だろうし、信じがたい事
だっただろう。

 しかし私的に この結果は‘想定の範囲内’である。

 まず交流戦は昨年から2連戦続きなので、先発投手は4人いればOK。
 杉内俊哉・和田毅・大隣憲司の左3枚に、外人投手で賄えた。
 一方クローザーの馬原孝浩が不在のため、ブルペンは計算できない。
 そこで交流戦優勝のために先発投手を できるだけ引っ張る事になる。
 いい例が6月7日の甲子園でのタイガース戦。
 杉内が延長10回を完投してサヨナラ負けを喫した試合だが、投球数は
149球を数えた。

 これがパ・リーグ相手のペナントレースなら、9イニング投げた時点で降板
だろう。
 ところが優勝が かかっていただけに落とせないという考えから150球近い
球数を投げさせる事になった。
 杉内&和田をフル回転させての優勝だっただけに、直後の登板は不出来
でも仕方ない。

 こういう時こそ打線が援護しないといけないが、悪い事に最後のジャイア
ンツ戦ぐらいから打線の調子が下り坂になっていたので、連敗が始まった
28日のイーグルス戦は田中将大から再三ランナーを出しながら2点しか
取れず結果的に延長12回に勝ち越される原因になった。

 考えてみれば初の交流戦が行われた05年に優勝したマリーンズは交流
戦後に失速してホークスから引き離される事になった。
 やはり交流戦とはいえ、優勝するというのは それなりのエネルギーを
消耗するもの。

 だから交流戦で活躍した選手ほど‘燃え尽き症候群’的な事が起きても
仕方ないと思っていた方がいいだろう。

  まぁ長いレギュラーシーズンでは、こういう事もある。

 慌てずに自信を持って腰をすえて、じっくり構えていれば

いいのだ。

  間違っても頭の不自由なマスコミに

煽られて、焦ってはいけない!    

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