ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
南夕子が月に帰って50年
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/magmix/entertainment/magmix-91581
今から50年前の今日72年10月13日にOAされたウルトラマンA
28話・ルナチクス編でウルトラマンAに北斗星司と共に変身する
南夕子が実は月星人だったという事をカミングアウトし、ルナチ
クスを倒した後にウルトラリングを北斗に託し月に帰って行くと
いう形で退場した。
‘かつてルナチクスに滅ぼされた月星人の高度文明種族の末裔で、
ルナチクス打倒を目的に月星人を代表して地球へ派遣されていた’
という設定が急に出て来て強引に南夕子を退場させた形だが、OA
当時にウルトラマン遊びをしていると南夕子役の子供があぶれる
だけでなく女役というのは不人気だったという情報を制作サイド
が汲み取って番組後半へのテコ入れだったのだろう。
とはいえ不人気ではあったが南夕子が退場するというのは唐突
感が強く、月に帰るという設定には唖然としたもの。
もともと男女合体変身は番組当初画期的なものでメインライタ
ーの市川森がクリスチャンという事からキリスト教系の価値観を
持ち込んだのだが、他の脚本家が今ひとつ市川イズムを理解でき
ず肝心の市川森一が14話を最後に番組を降板した事が南夕子の月
への帰還というテコ入れを導入しやすかったのではないか。
子供達の怪獣ごっこの時に南夕子役の子供があぶれるというが
同じ時期に少年2人(番長&秀才)が合体変身する超人バロム1は
人気があったわけで、あぶれたヤツは戦闘員=アントマン役にな
るケースや反則ではあるが2号ライダーならぬバロム2というオリ
ジナルキャラとなって戦いに参戦していた。
こうしてみると単なる合体変身ではなく男女合体変身というの
が、むしろ子供に受けなかったと思っている。
一方で脚本家達も市川森一の考えた設定が今ひとつ理解しづら
かったし、我々当時の子供達も市川森一ワールドの本当の良さが
分かるのは高校生ぐらいから。
市川森一といえばセブンの盗まれたウルトラアイや帰ってきた
ウルトラマンの悪魔と天使の間になど子供達が見たら決して面白
い話でない大人向けEPもけっこう多いのだから、セブンや帰って
きたウルトラマンよりヒーロー作品同士の視聴率競争が激化した
時代には男女合体変身の意義は分かりづらいかったのも事実。
だからといって月の人間だったという設定は当時の子供からし
て無理があったと思うので、後にウルトラの父と一緒に登場した
りしているのを見るとM78星雲から遣わされたなどの方が現実的
だったのではないかと思ったりする。
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これは全くの好みということでご容赦いただきたいのですが、美しさという点では西恵子より星さんの方が上だと思いますが、男にもてるとか華やかさという点では、西の方がうえだったかもですね。
実際「A」では、「バラバ」「サイモン星人」とかもろそのままの名前だったり、現在なら局の考査が「まずい」というようなくらい、キリスト教の影響がありますよね。市川氏も、ほかではここまではしていないはず。
市川氏はウルトラマンAがウルトラ唯一のメインライターだったので、張り切ってバックボーンのキリスト教での要素を詰め込み過ぎたのではないでしょうか。
西恵子さんの美川隊員はガラン編で久里虫太郎からストーカーされるなど美人故、男から付け狙われてましたからね。
けど北斗の単独編を通じて、実質後半のメインライターだった石堂氏のアニミズム的な内容が大人気作の次作『T』に踏襲されたと考えれば、『A』3クールの存在も侮ってはいけないとは思いますね。
いらっしゃいませ、初めまして。
石堂氏は第2期全般をフォローしてますから、南夕子降板後の後処理も得意だったでしょうね。
まぁ梅津ダンは、消化不良に終わりましたが。
次作の『T』の光太郎と健一君で魅せたんだと思います。
タロウの光太郎と健一君の話などヒーローと、少年ネタは近いうちに上げようと思います。
北斗星司と梅津ダンも何か中途半端でしたし。