ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
‘悪夢’を見せて侵略するのは
先日OAされた電光超人グリッドマンの21話は劇中で流行して
いたハイテク枕・ドリームナイトのコンピューターに幻覚怪獣・
ダズルバが侵入し、システムを組み替えてドリームナイトを使用
して眠る人間全員を永遠に覚める事のない悪夢の世界に閉じ込め
るという内容だった。
主役の登場キャラ達が眠っていて夢を見続けるという今回の展
開はSSSS,GRIDMANの9話・バジャック編にも受け継がれてお
り、途中で夢から覚めると実体化するという形で物語が進むわけ
でダズルバ編が優れている事が分かる。
悪夢を人為的に見せるというのは円谷作品では案外古く、怪奇
大作戦の14話・オヤスミナサイが元祖だろう。
ダイオード研究者の志田竜夫が枕に内蔵した睡眠学習機を使い
人を殺した夢を見させるというパターンで、これを使い偶然ヒュ
ッテに泊まった牧志郎を殺人犯に仕立て上げようとしたわけだが
何度も同じ夢を見る事から装置の存在に気付き犯行がバレるとい
う内容だった。
脚本が藤川桂介で監督が飯島敏宏というセブン暗殺計画の名コ
ンビによるものだから面白くないわけがないし、このプロットを
使うヒーローものが出ないわけがない。
そう思っていたら73年に週刊少年ジャンプで短期間連載されて
いたドリーム仮面は悪い夢を見ている子供の夢の中に入って行き、
悪夢を見せる敵を倒していい夢を見せるという内容の作品だった
のだが意外に早く終わっている。
その後ウルトラマンネクサスでウルトラマンに変身するデュナ
ミストは夢の中でストーンフリューゲルがある神殿に辿り着き、
ここでウルトラマンの光と遭遇して変身能力を持つようになると
いうパターンもあった。
ちなみにグリッドマンの中でハイテク枕・ドリームナイト使用
者が見る悪夢はグリッドマンの公開処刑で、セブンを公開処刑し
ようとしたガッツ星人編を書いた藤川桂介へのオマージュなのか
と思ったりする。
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