ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
ディケイド最終回批判って今さら・・・・
「仮面ライダー」幕切れ、続きは映画なんて…(読売新聞) - goo ニュース
1週間ほど前の話だが10月29日にTV朝日社長が‘仮面ライダーディケイド
の最終回は表現方法として不適切だった’などと定例会見で発言したという
記事があった。
確かに私も仮面ライダーディケイドの最終回を見て
‘な、なんじゃこりゃ~!’
と驚きを通り越して激怒した1人である。
とはいえ放送したTV局の社長が放送終了後2ヶ月近く経ってからの不適切
表現と批判するのは違和感があるのだ。
2000年に平成ライダーと呼ばれるクウガ以降の仮面ライダーシリーズが
始まったのだが、クウガ・アギトまでは大人も楽しめる本格派の仮面ライダー
として認知されていたし毎週楽しみに見ていた。
ところが3作目の龍騎あたりから商業主義路線が露骨に出ているような
作り方が目立ち始めた。
私も理想主義者ではないので商業主義路線を否定する気はないし、電王
のように劇場版で次々に新作を作ってヒットさせるのも悪くないと思う。
とはいえ ここまでなると仮面ライダーの冠を外して電王というネーミングで
勝負しても十分大丈夫だと思うのだが・・・・
ただし今回のディケイド最終回だけは許容範囲を超えている。
平成ライダーは東映とTV朝日によって作られているのだから事前にTV
朝日には最終回の内容が知らされているのではないかと思うのだ。
あまり露骨に商業路線に走るのにブレーキをかけられるのは放送する
TV局ではないのだろうか。
本当に あの最終回が不適切だと思っているならば知らされた直後に
遺憾の意を表すか、少なくとも9月いっぱいには今回のような社長発言が
ないとおかしい。
社長の最終回不適切発言は世論の反発があまりにも大きかったため
自社の責任を棚に上げて保身のために行ったとしか思えないのだが・・・・・
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同社は今月21日、不適切な表現だったことを認め、本編と予告編の区切りをはっきりすべきだったとする回答を送り、同委員会は27日、これを了承していた。
もとの記事を見ていただければ、上のような記述があります。テレ朝もディケイドも擁護なんぞしたくはないですが、単に第三者機関で審議していたのでこのタイミングになった、ということでしょう。
こんなこと言っちゃなんですが、最近はフジテレビでやっていた「東のエデン」や「ガンダム00」も伏線を回収せずに劇場版に持ち越しという、テレビシリーズ内で落ちをつけない番組は結構あります。
さすがにディケイドほど露骨ではないですが、恐らくディケイドがやらなくても、将来的には誰かがこういう露骨な手法をやった可能性は高いでしょうね。
個人的にはディケイドの最終回を見て「ねえよ」と思いましたが、最近の傾向を見ればグレイゾーンだったのだと思います。
ある映画プロデューサーの講演を聞いたところによれば、最近は90年代に比べれば邦画に人が入るようになりましたが、それでも黒字を出しているのは全体の10数%。そして、黒字を出している作品の大半はテレビ局絡みの作品なのだそうです。
映画産業で利潤を得るのは大変です。個人的には、東映は黒字を出せないくせにあまり面白くもない作品の制作費を仮面ライダーとかプリキュアとかの子供向け作品で補填しているきらいがありますから、正直、今回のことがテレビ局だけに責任があるとは思えません。むしろ東映側のプロデューサーのS氏とかが考えそうなことだなあ、とか思います。
ちなみに個人的にはディケイドは一応見てましたけど、アギト編が終わって会川氏が離れた時点で見るべきところがなくなったので見切りをつけました。
ストーリーもキャラクターの描き方も破綻していますし、しかも製作側が「仮面ライダーはこれでいい」と思って作って、しかも利益を出してるんですから、とりあえずは今の仮面ライダーには何も期待してないです。
お久しぶりです。
なるほど、最近はこういうの目立ち始めていたのですね。
これで‘結末は劇場版で’というのに歯止めがかかればいいのですが・・・・