ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
祖父の13回忌
今日は祖父の13回忌だ。 ということで営業終了後に祖父の家に行ってしっかりとお参りをしてきた。 12年前の今日、肺癌で亡くなったのだ。
大分の津久見のミカン農家で生まれ、こちらに家出同然で出て来て修行し、一旦東京の日本橋で働いていたが師匠が廃業するので店を継いでいたのだ。
かなり気性が激しく色々なエピソードを残していた。私にとってインパクトの強いのがウチの前にあった駄菓子屋で遊んでいた時に友人のN君が「オイ!」と私の背中を叩いたところ、仕事中にも拘わらず
カミソリを持って飛び出してきて
「叩き返せ!」
と言った。
「ハァッ?」とみんなあっけに取られ当事者のN君などは未だに言っている。
大正元年生まれだからご多分に漏れずワンマンタイプ、N君をはじめ友人たちは風貌から‘独裁者・毛沢東’といつも言っていた。 野球と格闘技が大好きでTVのチャンネル権を独占していたので嫌でも見させられた、私がここまで詳しくなったのはその影響だしジャイアンツを熱烈に応援していたのも祖父の影響だ。 12年前の今日は日本シリーズG3が行われていて祖父が好きだった長嶋ジャイアンツが宿敵のライオンズに延長11回の末2-1で破って日本一への目処を立てていた、勝った報告をすると祖父は僅かにうなづいたように見えた。そしてジャイアンツが勝って約1時間後に息を引き取ったのだ。 あれから12年経ち長嶋監督は勇退し、跡を継いだ原監督が1年目に日本一になりながら2年目に実質解任されたのを境に嫌気がさしてほとんど距離を置くようになり地元のホークスをしっかり応援するようになった。
亡くなる1ヶ月前に祖父が可愛がっていた妹の結納が行われて安心していた事だろう。ちなみに私の結婚はそれから7年待たないといけないのだが、現在こうしてしっかりと結婚生活を送る事が何よりの供養になっていると思う。
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私も亡くなった祖父との思い出は忘れることはないし、教わったことを無駄にはしないようにしたいと思います。
私も、供養になるような生活を送って行きたいです~
まさしくディープインパクトですよ
残したエピソードは数知れず・・・でも偉大なる爺さまでした。一応お祖母さんは健在ですから天道じゃないけど
「おじいちゃんはいつも言っていた」になります。
>まみ様
月日の経つのは夢のうちとはよく言ったものです。
しっかり供養していれば天国から見守ってくれますよ。
うちの娘が生まれる2日前に逝ってしまったので
年数は忘れようがないです。
葬儀の日が出産だったので、参列できなかったのは
残念でしたがちょうど棺に火が入った頃に娘が生まれたのは
単なる偶然だとしても感傷的になりました。
そうですか、3回忌が昨年だったのですね。
我が家は母が今年3回忌でした、次男は母が亡くなった約1月後に生まれましたので次男の年齢がそのまま亡くなって何年・・・になりますね。
棺に火が入って生まれたとは凄い偶然ですね。