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こーじ苑
周回コースのマラソンが主流になるのだから
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-sp-tp0-210131-202101310000300
コロナ禍の影響で長居公園コースで行われた今年の大阪国際女子
マラソンは五輪代表の一山麻緒が日本新記録こそ逃したものの、野口
みずきの持つ大会記録2:21:18を7秒縮める2:21:11で見事に優勝
した。
男子マラソンの川内優輝がペースメーカーを務める中でスタート
すると13㌔過ぎに同じ五輪代表の前田穂南を突き放し、そのまま独
走という形でゴールした。
異例の周回コースで行われた今回の大阪国際女子マラソンについ
て日本では各方面から批判の声が上がっているのだが、正直言って
日本の関係者には悪いが周回コースのマラソンはこれからの主流に
なるのではないかと思っている。
もともとマラソンはアップダウンや強風などの悪条件を克服して
好記録を作るという事が特に日本では醍醐味とされてきたが、最近
マラソンもプロ化しているため賞金レースで稼ぐランナーが多いし
主催者側も自分達のレースで世界記録が出ると有力ランナーからの
出場が増えるという事で記録が出やすいコース設定=すなわち風が
なく平坦なコースが増えている。
さらに警備上の事を考えると周回コースの方が警備員も都合がい
いし、コロナ禍のような形になると特に周回コースがありがたがら
れるのは時代の流れになっている。
こうなるとトラックの1万を4本走るような感覚になるのでトラッ
クの長距離が強いケニアやエチオピアなどが上位を占めるのは当然
で、逆に言えば箱根駅伝の山の神などは無用の長物になってしまう
わけだから5千や1万の強化をしなければいけない事が分かるだろう。
そういう意味で今回の大阪国際女子マラソンが周回コースになる
のも好むと好まざるに関係なく、周回コースに慣れるような強化法
を徹底するべきではないだろうか。
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やはり高速レースを演出するには平坦で無風の中というのが条件になりますから、そうなると周回コースという事が現実的ですね。
‘マラソンとはこうあるべき’という古老の連中には面白くないでしょうけど、理想論ばかり追っても決してレベルは上がりませんからね。