ウルトラゾーンの‘怪獣漫才’のコーナーは凄い！

　今週のウルトラゾーンでは久しぶりに怪獣漫才があった。
　
　ウルトラゾーンの怪獣漫才は1話から5話までは毎週OAされていたのだが、
6話以降はなく9話と11話・14話と飛び飛びで‘もうないのか’と思っていた
ら7話ぶりに復活したのだった。

　怪獣漫才は

　アントラー&恐竜戦車の「キャタピラ地獄」

　ぺリュドラ&ギガキマイラの「団体行動」

　ウィンダム&ダダの「おかっぱシルバー」

　エンペラ星人&ジェロニモンの「アパッチ皇帝」

　M1号&ゴローの「M1ゴローズ」

　ナメゴン&モングラーの「n&m's」

　ガラモン&ナックル星人の「牙羅奈」

　ジャミラ&キリエロイドⅡの「ジェネレーションギャップス」

　ナース&キングジョーの「ナースのジョー」という それぞれの組み合わせ。

　特に「団体行動」は共に合体怪獣同士だし「アパッチ皇帝」もボスキャラの
怪獣&星人なので製作者のセンスに脱帽する次第だが、今回の「ナースのジョー」
も ついつい‘なるほど’と頷いてしまう。

　というのも共にウルトラセブンに登場したメカ系のキャラで満田監督作品という
共通項がある。

　ナースは とぐろを巻いて円盤状に変形しセブンの周りをグルグル回って幻惑した
ところに巻きついて締め上げたし、キングジョーは4体に分離すると宇宙船となり
合体すると怪力ロボットになってセブンを圧倒したのだ。

　こういう見事な組み合わせを毎回作り上げてくれる怪獣漫才は凄いので毎回
見たいと思うものの21回中9回しかOAされてないのが難点だが、やはりネタ作
りが大変なので仕方ないかもしれない。