福見、中村らを選出=男子100キロ超級は上川―柔道ロンドン五輪代表(時事通信) - goo ニュース
昨日からロンドン五輪代表選考会として福岡国際センターで行われていた
全日本選抜体重別選手権が今日 終わり、男女7階級づつ14人の代表選手が
決まった。
特に注目された女子の48㌔級と52㌔級は48㌔級が本命だった浅見八瑠奈
が初戦で敗れたため福見友子が、52㌔級は北京五輪代表の中村美里が西田
優香に勝って選出されたのが印象的だった。
一方の男子だが・・・・・・・
90㌔級は2週間前に無差別の天皇杯を制した代表権のない加藤博剛が代表
資格のある世界ランキング上位の西山大希・西山将士らを次々に破って優勝。
問題の100㌔超級でも頼みの綱の上川大樹が決勝で七戸龍に一本負けする
など相変わらずのふがいなさを発揮した中での代表となった。
結局男子は前記した90㌔級と100㌔超級、女子は57㌔級の優勝者3人が
出場資格がなかったため、準優勝者が選ばれるという形になり いわゆるサプ
ライズ選出はない。
吉村和郎強化委員長によれば‘最低7個の金メダルを目指す’と語っている
ものの、男女合わせての歴代最多金メダルは04アテネの8個だから実現不可
能な数字ではないが現状では厳しいだろう。
というのも04アテネでは男子が野村・内柴・鈴木の3人で本命といわれた井上
康生がメダルなしだった代わりに内柴が取った形だったのに対し、今回の男子
で金を取れそうなのは66の海老沼と73の中矢ぐらい。
60の平岡は金がないし81や90はレベルが高いので計算から外していた方が
無難だ。
日本の個人種目は団体戦の性格も持っているので今回73キロ級の中矢までに
金が1個でも取れれば勢いに乗って100の穴井ぐらいまでは取れる可能性は
あるものの、取れなければ金ゼロという屈辱が待っていると思った方がいい
だろう。
女子は最初の48と52は大本命なのだが仮に2日連続で金を取ると‘独占禁止
法’が発動して57ぐらいから日本に判定が厳しくなる可能性があるので、特に
松本には厳しい判定にも負けないタフさが要求される。
とりあえず個人的に金獲得数は男女合わせて5ぐらいではないかと予想する。