松井秀喜・難産の末の1500打点は決勝点

松井秀が日米通算1500打点=日本プロ野球では過去8人-米大リーグ(時事通信) - goo ニュース

 今日シアトルのセーフコフィールドで行われたシアトル対LAの試合で日米
通算1500打点まで あと1と迫りながら7試合足踏みしていた松井秀喜は
5打席目の延長10回に1アウト1・2塁でクローザーのアーズマからレフト前に
決勝タイムリーを放って ようやく達成した。

 難産の末ではあったが3-3の同点で迎えた延長戦で相手の
クローザーから放った決勝タイムリーというのが松井らしいでは
ないか!

 実は個人的に今日の2打席目にレフト前にどん詰まりで落としたヒットで
18打席目連続ノーヒットを止めたのだが、個人的にはツキが向いてきた
ように見えたので1500打点も今日達成できるのでは?と思った。

 その後の2打席では いずれも外野フライ。
 チームも3-0から追いつかれ4打席目はランナー無しだったので‘決勝
ホームランで1500打点達成か?’と思ったが残念ながら外野フライだった。

 ただ9回裏にサヨナラのピンチを凌いだ直後に先頭のアブレイユが2ベース
を放ちながら3番のハンターが3塁ゴロでランナーを進められず4番のモラ
レスが敬遠で歩かされて迎えた5打席目だったので‘ここで決められるのでは’と考えていたら案の定出たので松井らしいなと思った。

  一昨日までチームは7連敗し松井も歩調を合わせるように不振に陥って
いた。
 ただ松井の不調は止むを得ないと思う。

 最大の理由は06年の左手首骨折以来 松井は全試合をフル出場する事は
なくなっていたのでLAに移籍して以来1ヶ月以上フル出場を続けているのは
4年ぶりになるからゲームフィットネスが落ちている。

  更にNY時代は4番を打つ事はあっても不調なら他に いくらでも4番を打
てる打者に囲まれていたのでチームの勝敗の責任を一手に引き受ける事は
なかったが、LAでは昨年まで不動の4番だったウラジミール・ゲレーロを
出してまで獲得したという事情もあるのでプレッシャーたるや尋常ではない
だろう。

 だから例年スロースターターの松井が今シーズンは開幕から絶好調だった
のも頷けるが、開幕から1ヶ月経った今頃に疲れが出て調子を落とすのは
仕方ない。

 追い討ちをかけるのが長谷川滋利が‘西地区のチームにとって意外に
大変なのが西から東地区に移動する時の時差’とコラムに記していたが、
実際7連敗していたのはデトロイト~ボストンと東に遠征しての事。

 これまでNYでプレーしていた松井にとって初体験なので ある意味仕方ない
だろう。
 とりあえずこれで1つのハードルを越えたわけで、これから調子もチームと
共に再浮上して欲しいものだ。 

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