最後に斎田リコが登場した意義

 ウルトラマンネクサスの最終EPで遂にノアとなった孤門は圧倒的
な力でラスボスのダークザギを倒すのだが、ザギを消滅させた孤門
の心の中に今は亡き斎田リコが‘イメージとして出て来て‘私、信じて
いる。孤門クンならきっと守ってくれるって’と語る。’

 思えばリコは当初は過去のトラウマから失敗続きの孤門を励ます
心の拠り所であり、それゆえにダークザギから狙われ孤門と知り合
った日の夜に溝呂木眞也と彼が操るビースト・ノスフェルに家族も
ろとも殺害されるという悲劇に見舞われる。

 しかも溝呂木の操り人形としてダークファウストにされてしまい
最終的に孤門を襲撃するのだから、いかに過酷な目に遭っていたか
分かる。

 さらにダークファウストとして孤門をノスフェルの爪から身を挺
して守り光になって消滅したのだが、それでもなお天空から孤門を
見守っていたのだろう。

 実は孤門の腕の中で消滅した後も溝呂木は孤門を闇に堕とすため
にリコの幻を見せて操り人形とする事を企むのだが、リコから渡さ
れた御守り・ガンバルクイナくんを踏みつけた事で我に返りリコの
死を受け入れ立ち直る元になっていた。

 これで立ち直った孤門は一人前の戦士となりダークメフィストツ
ヴァイ編で溝呂木と再会しても‘オマエを殺したところでリコは帰ら
ない’と憎しみに走る事なく受け入れるのだから、孤門の成長が分か
ると思うしリコから励まされなくても大丈夫という事になっていた
と思うのだ。

 ネクサスは1クール分放送短縮の憂き目に遭っているので当初の
予定が削られているのだが、憐編などでも悩む孤門の前にSWシリ
ーズジェダイのように幻として現れ励ますシーンがあったりした
のかもしれない。

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