ヒーロー作品の設定スピードは

 先日ウルトラの挿入歌集を聴いていて妙な事に気付いた。

 ウルトラセブンの劇中未使用曲ではあるが挿入歌のウルトラ少年の歌の中で
ウルトラホークについて‘マッハ7のスピードで’と歌われているし、
帰ってきた
ウルトラマンのMATチームの歌でも‘アローに乗るとマッハ7で
一っ飛び’と歌わ
れている。


 つまりウルトラホーク1号やマットアローなどの防衛チームの戦闘機はマッハ7で
飛行できるという設定になっていたようだが、肝心のヒーロー
であるウルトラマン
の飛行速度はマッハ5だから何とウルトラ警備隊やMAT
のテクノロジーは飛行
速度だけでみればウルトラヒーローすら凌駕して
いるのだから驚く。

 ただ そうは言っても実際にウルトラホークやMATアローがマッハ7で飛行する
シーンはないので、テスト飛行や理論上の数字なのだろう。


 余談ながら人造人間キカイダーのED・戦え人造人間キカイダーの中でサイド
マシーンについての記述では‘マッハの速さで突っ走る’と歌わ
れているものの
サイドマシーンのデザインからも仮にマッハで走行する
と かなり危なそうだし
曲がったりできるのかという心配も出てくる。


 よくよく考えると乗り物のスピードは速いほど‘凄い’と思われるが速過ぎても
前記したように操縦の安全性が危惧されるし、速過ぎて事件
現場を通り過ぎ
かねないだろう。


 最近のヒーロー作品に登場する乗り物のスピード設定が目立たないのは凄過ぎ
るとリアル感が無いし、現実的なスピード設定だと面白味がない
という事になるの
だろうか。


 
 
 

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
« ようやく暖か... 12体のビース... »
 
コメント
 
 
 
設定上 (餃子少年)
2013-02-28 23:58:07
サイドマシーンの最高速度は500キロだそうです。看板ならぬ歌詞に偽りありですね・・・
そう言えばスカイドンもメガトン怪獣と言いながら1メガトン(100万トン)に満たない20万トンだったっけ・・・
 
 
 
そうなのですか (こーじ)
2013-03-01 22:01:23
>餃子少年様
 サイドマシーンは500㌔ですか。
 ずいぶんと大風呂敷を広げたものですね。
 
 サイドマシーンのデザインでは500でも早過ぎるようですけど、サイドの部分をハネ上げるようにして載っているシーンが劇場版でありました。
 
 
 
マッハ= (ゆう)
2013-03-02 00:19:52
速い…って、イメージだったのでしょうねぇ?しかし、改めて、なんとも昭和の作品は、アバウトというか、無茶というか…。(苦笑)
 
 
 
そうなのです (こーじ)
2013-03-02 22:37:51
>ゆう様
 そうですね。
 昔は速い=マッハでしたからね。
 現実感がなかったゆえかもしれませんが。
 
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。