EP36に登場するビースト・イズマエルは以前 倒された12体のビースト達が
アンノンウンハンドによって合成されたものだが、どのビーストの能力がウルトラ
マンにとって脅威だったか分析してみると・・・・
ウルトラマンは これまでの戦いで被ったダメージと死期が迫っているデュナミスト
の憐の体力の低下という負の要素があったものの当初は互角の状況だったの
だが、その均衡を破ったのがラフレイアの毒花粉。
これを受けたウルトラマンは一気に押され始めメガフラシの電撃を受けて更なる
ダメージを被ると背後からゴルゴレムの口吻の襲撃も受けるなど前と後ろからの
攻撃を受ければウルトラマンも苦戦は必至。
そして突き放されたところにグランテラらのビーム攻撃の一斉射撃を受けるし、
これによりチェスターのδ機以外の3機が撃墜されてしまうのだ。
バンピーラの糸攻撃はかわしパーティクルフェザーで怯ませて接近戦に持ち込
むが、ここでノスフェルのカギ爪の連続攻撃を受けてしまう。
ご存知のようにノスフェルのカギ爪は一撃でダークファウストをも倒した武器
なので弱ったウルトラマンが コレを喰えば再起不能のダメージを受けるのは当然
だし、唯一残ったδ機が援護のために発射したアビロックミサイルもガルベロスの
火炎弾で相殺されただけでなく撃墜されたので さしものの憐も心が折れかけて
いたのだった。
ジュネッスブルーの戦い方では接近戦でシュトロームソード、距離を取るとアロー
レイシュトロームという武器があるがアローレイシュトロームは射ち出す時に
ためを作らざるをえないので多くの発射口から破壊光線や火炎弾を撃ち出す対
イズマエルではタイミング的に遅れを取るし相殺されてしまう可能性が高い。
だから接近戦に持ち込む方が効果的だろうがそこにラフレイアの毒花粉を吹き
付けられるので密着できずに距離を取ったところをノスフェルの爪に やられると
いう形になるわけで、こうしてみるとラフレイアの花粉とノスフェルのカギ爪攻撃は
かなり強力だったというのが分かるだろう。