ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
健闘した八重樫東だったが・・・
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20191224-0017
昨日横浜アリーナで行われたWBAミドル級タイトルマッチで村田
諒太が初防衛に成功したのだが、セミファイナルでは元3階級制覇王
者の八重樫東が4度目の世界王座をかけてIBFフライ級王者モルティ・
ムザラネに挑戦したものの9Rレフェリーストップ負けで返り咲きに
失敗した。
一昨年5月に1RKO負けでタイトルを失った八重樫はSフライ級に
上げて4階級制覇を狙ったものの交渉がまとまらず、急遽フライ級
王者・ㇺザラネに挑戦する形になったのだ。
王者のㇺザラネは身長166㎝に対しリーチは169㎝と八重樫よりも
11㎝長いので、それをどうやってかいくぐって行くかというのが試
合前の焦点になっていた。
立ち上がりから八重樫はガードを下げて王者のジャブを外しつつ
軽いながらも的確にパンチをヒットし動き回る戦法でポイントを挙
げて行くが、4Rぐらいから打ち合いに持ち込んでボディを中心に打
ち込むものの固いガードを崩せず反対に中途半端な距離に身を置く
と強烈なワン・ツーをヒットされるなど王者のペースになって来る。
ラウンドを重ねる毎に八重樫のパンチはヒットするものの効いて
ないのに対し、王者のパンチが的確にヒットするだけでなくダメー
ジを蓄積させていくなど厳しい状況に。
だから9Rにダウンこそないがストップされたのも当然だし、あの
まま続けていても勝ち目はなかっただろう。
‘激闘王’と呼ばれている八重樫だが6年前の12月に強敵エドガル・
ソーサの強打を外しまくるだけでなく、的確にパンチをヒットし続
けて判定ではあるが完勝した試合のような展開に持ち込めれば勝ち
目はあるとは思っていた。
実際ソーサ戦と同じような展開だった3Rまでは八重樫が取って
おり‘このまま行ければ’と思っていたが、4Rから打ち合いに持ち込
んだあたりからペースを手放す形にはなっていた。
ただし年齢的にフルラウンド動き回って王者のパンチを空転させ
るのは厳しいものがあっただろうし、それだけ王者のプレッシャー
が厳しかったという事になる。
それを考えると浜田剛史が評論で言っていたようにソーサと対戦
した頃だったら十分勝てたとも思えるが、それこそ地力の差という
事になるわけで限界になるのだろうが八重樫の功績に傷が付くもの
ではないと思うのだ。
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