キン肉マンはスペクトルマンの設定を受け継いだ

 80年代に人気を博したキン肉マンは生まれた時からマスクを着ける
習慣があり、素顔を他人だけでなく一族に晒すことは厳しく禁じられ
ているという縛りがあった。

 これは かなり厳しい掟で万が一晒した者は王族と言えども自害し
なければいけないというもの。

 この設定はキン肉マン独自の設定だと思っていたのだが先日スペク
トルマンの初期のEPを見ていたら、同じような設定が出てきたので驚
いた。

 スペクトルマンは人工遊星ネビュラ71のサイボーグエージェントで
ゴリの地球侵略からの防衛任務として地球に送り込まれ、普段は地球
人に模した姿で蒲生譲二として行動するが怪獣と戦う時にはネビュラ
からの命令を受け遊星から照射された光線を浴びることにより転送さ
れたマスクやスーツ等の装備に蒲生の全身が包まれ装着・変身すると
いうもの。

 最終回ではゴリとの最終決戦の前には‘この顔とも お別れか’と
いうセリフがあるようにスペクトルマンの顔は素顔ではなくマスクと
いう事になる。

 更に蒲生譲二がスペクトルマンに変身するという事は絶対に秘密で
あり1話では‘正体が知られたら解体する’と厳命されているわけで、
ここらあたりもキン肉マンがスペクトルマンの設定を受け継いでいる
のではないか。

 こういうマスクを装着した姿以外の本体は正体不明という設定は、
かなり斬新で今さらながら製作したピープロのスタッフのアイデアの
凄さが分かる。

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