キリヤマ隊長はモロボシ・ダンの正体を知っていた?

 ウルトラセブン37話・盗まれたウルトラアイではマゼラン星か
らの恒星間弾道ミサイルをキリヤマ隊長と共にホーク2号で迎撃に
行くように言われた弐も拘わらず、ウルトラアイを取り戻すため
単独行動を取ったわけだが帰投したキリヤマ隊長達から咎められ
る事はなかったようだ。

 3話のエレキング編でピット星人から盗まれたウルトラアイを
取り戻すために単独行動を取った時にもキリヤマは認めるような
事を言っていたし、5話のビラ星人編では独房に入れられたダン
がセブンに変身し鉄格子を破壊して脱出してもお咎めなしだ。

 こうしてみると以前も記したかもしれないがヤマオカ長官以下
の上層部とキリヤマ隊長は、ダンの正体をセブンと知っていたの
かもしれないと思ったりする。

 考えてみれば第1話に登山服スタイルで登場した風来坊モロボシ
・ダンが、いくらフルハシ達のピンチを救ったからといって超エリ
ート部隊のウルトラ警備隊に入隊できるというのは腑に落ちない。

 さらに劇中で何度も危地にダンを置き去りにしたままキリヤマが
‘頼むぞ!’と言って脱出するシーンは子供心に‘酷いな’と思う
のだが、キリヤマがダンの正体を知っているという仮定で考えれば
十分納得がいくわけだ。

 37話で‘頼んだぞダン’とキリヤマから言われた時も‘いざと
なったらセブンの力を’というメッセージだったが、肝心のウル
トラアイを盗まれていたので浮かぬ顔をしていたのではないかと
思うのだ。

 最終回にボロボロになりながらセブンが改造パンドンと戦うのを
隊員達が援護をしながら口々にダンへの思いを語るシーンで、キリ
ヤマが‘体の具合が悪いなら悪いとなぜ言ってくれなかったんだ’
というセリフを聞くと‘そんな事を言ったら正体ばれるやろ’と思
ったのだがセブンの正体を知っていたら分からないでもない。

 
 
 
 

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