柔道の全日本選手権は穴井隆将が優勝・喜んでいいのか?悲しむべきか?

 毎年 旧天皇誕生日に行われる柔道の全日本選手権は、100㌔級の穴井
隆将が初優勝した。
 今年から始まった柔道の100㌔級の世界ランキングで1位の穴井の優勝
というのは快挙だが、本来100㌔超級の棟田康幸や高井洋平、立山広喜
らの戦いぶりが あまりにも煮え切らなかったのだ。

 TV中継は準々決勝から始まったのだが、北京からの復帰戦となった鈴木桂
治が いきなり穴井から一本負けをする。
 他の試合は優勢勝ちばかりで一本勝ちがない。

 特に石井慧が抜けた後のエースとして期待されている棟田は準々決勝
では31歳の斎藤制剛から肩車で あわや一本負けという有効を取られ
技ありを取って逆転勝ちしたものの前途多難を思わせる。

 準決勝では高井に場外注意で勝った立山と対戦するが、指導を受け旗
判定で辛勝。
 準決勝でも生田秀和に一本勝ちし2試合合計で1分足らずで勝ち上がって
きた穴井と比べると上の階級とはいえ楽観はできないと思っていた。

 ハッキリ言って穴井の戦いぶりが

一番活気があって面白い。

 決勝では案の定、穴井が攻勢に出て棟田を押しまくる。
 途中で棟田が有効を奪うが、それで闘志に火が付いた穴井の攻めに
注意を受けてポイントで並び3-0の旗判定で穴井が勝った。

 それにしても棟田をはじめとした100㌔超級主力の不甲斐なさには呆れた。 
 世界の流れとしてスピードが求められるのに日本の100㌔超級勢の
スピードのなさは致命的。
 特に棟田の精彩のなさは深刻で、当面は鈴木桂治の復活を
待つしかないのだろうか・・・・・・

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