ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
善意ある者が悪人になる日
先週の土曜日の14日は台風の接近で店は暇。
女房が用事をしている間に、母親に まとわりつく次男を
引き離すため店でウルトラマンダイナのダイジェストビデオ
を息子達に見せた。
ダイジェストビデオは、かつてのウルトラファイトのよう
にバトルシーンだけを流すのではなく、それぞれのEPのダイ
ジェストを編集しているものだ。(作ったのは当然私である)
その日に見せたのはダイナの最終章Ⅰ・新たなる影
ティガの地の巨人像の分析データを基に石像を復元。人が
制御できるウルトラマンを完成させるF計画が地球防衛組織
TPCの一部の勢力が火星で発動された。
その首謀者は亀山忍演じるゴンドウ参謀。
彼の主張は‘人間の常識を超越した怪物に対しTPCの現状
戦力は、無力。ダイナ抜きではまともに戦う事すらできない。
そんな軟弱な防衛力では地球を守れないし、正体も分からない
巨人に人間の未来を任して良いのか’というもの。
つまり自分達の手で兵器のウルトラマンを作ろうというわけだ。
そしてアスカの体内の光エネルギーを人造ウルトラマン・テラ
ノイドに照射し襲撃してきたスフィアを攻撃させる。
最初は優勢だったが、エネルギー切れを起してスフィアに乗っ
取られゼルガノイドになって襲ってきた。
何とも皮肉な事ではないか!
光エネルギーを失ったアスカがダイナに変身して立ち向かうが
エネルギー不足は否めずに苦戦。
そこでリョウが自分の生体エネルギーをダイナに照射して、ダ
イナを救おうとするが、ゴンドウ参謀が隙を見てエネルギー抽出
カプセルに自ら入り出力を最大限にセットする。
‘心配するな。想いの強さなら、私も負けはせん!’と苦痛に
歪みながらもリョウにサムズアップし‘人間に、未来、あれッ!’
と絶叫して光エネルギーとなってダイナに照射された。
エネルギーを得たダイナはゼルガノイドを撃破する。
ダイナではゴンドウ参謀は、警務局担当という事でタカ派的な
キャラだったし、好戦的な悪役に近い。
しかし、こうして見るとゴンドウ参謀は参謀なりに人類の未来を
憂いていたのがよく分る。
決して根っからの悪人ではないのだ。
なのにボタンを1つ掛け間違えただけで、ここまで取り返しのつか
ない事になる。
現実の世界でもこういう事は多々あるので考えさせられる。
因みにゴンドウ参謀と同じようなキャラとして平成セブンの最終章
に登場するウルトラ警備隊OBのカジ参謀が印象深い。
なにせ彼はウルトラセブンに銃を向けて発砲しているのだから。
なおダイナのこのEPには、ネクサスのナイトレーダーを髣髴させる
ステルス機能を持ったブラックバスター隊が登場したり、アスカの光
エネルギー抽出シーンも、ネクサスでTLTが姫矢准から光エネルギー
抽出するためのシーンを思い出す。
もっともこのEPの脚本はネクサスのメインライターの長谷川圭一だ
から似てくるのは仕方ないかもしれない。
女房が用事をしている間に、母親に まとわりつく次男を
引き離すため店でウルトラマンダイナのダイジェストビデオ
を息子達に見せた。
ダイジェストビデオは、かつてのウルトラファイトのよう
にバトルシーンだけを流すのではなく、それぞれのEPのダイ
ジェストを編集しているものだ。(作ったのは当然私である)
その日に見せたのはダイナの最終章Ⅰ・新たなる影
ティガの地の巨人像の分析データを基に石像を復元。人が
制御できるウルトラマンを完成させるF計画が地球防衛組織
TPCの一部の勢力が火星で発動された。
その首謀者は亀山忍演じるゴンドウ参謀。
彼の主張は‘人間の常識を超越した怪物に対しTPCの現状
戦力は、無力。ダイナ抜きではまともに戦う事すらできない。
そんな軟弱な防衛力では地球を守れないし、正体も分からない
巨人に人間の未来を任して良いのか’というもの。
つまり自分達の手で兵器のウルトラマンを作ろうというわけだ。
そしてアスカの体内の光エネルギーを人造ウルトラマン・テラ
ノイドに照射し襲撃してきたスフィアを攻撃させる。
最初は優勢だったが、エネルギー切れを起してスフィアに乗っ
取られゼルガノイドになって襲ってきた。
何とも皮肉な事ではないか!
光エネルギーを失ったアスカがダイナに変身して立ち向かうが
エネルギー不足は否めずに苦戦。
そこでリョウが自分の生体エネルギーをダイナに照射して、ダ
イナを救おうとするが、ゴンドウ参謀が隙を見てエネルギー抽出
カプセルに自ら入り出力を最大限にセットする。
‘心配するな。想いの強さなら、私も負けはせん!’と苦痛に
歪みながらもリョウにサムズアップし‘人間に、未来、あれッ!’
と絶叫して光エネルギーとなってダイナに照射された。
エネルギーを得たダイナはゼルガノイドを撃破する。
ダイナではゴンドウ参謀は、警務局担当という事でタカ派的な
キャラだったし、好戦的な悪役に近い。
しかし、こうして見るとゴンドウ参謀は参謀なりに人類の未来を
憂いていたのがよく分る。
決して根っからの悪人ではないのだ。
なのにボタンを1つ掛け間違えただけで、ここまで取り返しのつか
ない事になる。
現実の世界でもこういう事は多々あるので考えさせられる。
因みにゴンドウ参謀と同じようなキャラとして平成セブンの最終章
に登場するウルトラ警備隊OBのカジ参謀が印象深い。
なにせ彼はウルトラセブンに銃を向けて発砲しているのだから。
なおダイナのこのEPには、ネクサスのナイトレーダーを髣髴させる
ステルス機能を持ったブラックバスター隊が登場したり、アスカの光
エネルギー抽出シーンも、ネクサスでTLTが姫矢准から光エネルギー
抽出するためのシーンを思い出す。
もっともこのEPの脚本はネクサスのメインライターの長谷川圭一だ
から似てくるのは仕方ないかもしれない。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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マサキ・ケイゴや松永管理官もそうでしたが…
「正義」とは振りかざす者の立場や心境によって絶えず変化する不思議なものです。
それを「正義のヒーロー」として認知されるウルトラマンの中で取り上げるのは、何とも微妙と言うか挑戦的と言うか。
結局はその後にアスカに向けてダイゴが言ったように「自分が何をすべきかを知る」のが大切なんでしょうね。
そうマサキケイゴもゴンドウ参謀も、松永管理官も地球を想う気持ちは誰にも負けていない。
ただし温度差があるし、何とかと天才は紙一重ではないが一歩間違えると暴走してしまう危うさがありますね。
だからこそダイゴのようなキャラが大事なのですよね。