宇宙戦艦ヤマト放送開始から40年

 今から40年前の今日74年10月6日に始まったのがアニメの金字塔・
宇宙戦艦ヤマトである。

 侍ジャイアンツの後番組として始まったのだが残念ながら年内は
アルプスの少女・ハイジの裏番組となっていた事から視聴率が伸び
悩み、当初39話のOA予定が1クール分短縮されるなど不遇を囲って
いたのだが再放送などで人気が出て歴史に残る名作となったのだ。

 個人的には1話目から見ていたのだが、ここで圧倒的なガミラス
艦隊の強さに驚くと共に1話のラストで夕日をバックに戦艦大和の
残骸が現れるシーンを見て‘これからどうなるのか’とは思った
ものだ。

 この作品で知ったのは片道14万8千光年かかる大マゼラン星雲
のイスカンダルまで1年で往復する切り札の、光速を超える
ワープ
航法だった。


 また波動エンジンの出力を利用して発射する切り札・波動砲という
武器もまた魅力的だった。

 一方でガミラス側の武器もガミラス艦隊以外にも衛星でビームを
反射させて標的を攻撃する反射衛星砲など、これまでにないアイデ
ィアの兵器が登場するし太陽系外の天体でもオリオン座のα星や
オクトパス星団など実際にあったり架空のものまで登場する事から
毎回楽しみにしていた。

 そして宇宙戦艦ヤマトのおかげでオリジナルの戦艦・大和や1話に
登場した駆逐艦・ゆきかぜのオリジナルの雪風について興味を持つ
など戦記モノに対する登竜門となった作品でもあった。

 
 
 

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
不遇の扱いから (こうちゃん)
2014-10-07 09:59:45
当時は戦記アニメは前列が少ないせいか、ちょっとした理由で不遇な扱いがされるのが当たり前でした。ヤマトも視聴率が振るわないとの理由で、当時は日の目を見れなかったけど、反ってそれが名作となる切っ掛けとなった気がします。流石、不沈艦宇宙戦艦ヤマトですね(笑)
 
 
 
乗り込み型の最高峰 (こーじ)
2014-10-07 23:42:52
>こうちゃん様
 ヤマト以前はマジンガーZなどのロボット作品以外では
変身ヒーローばかりでしたし、ロボットアニメは1人づつ単独で乗り込むスタイルでしたからスタートレックのようなスタイルは日本では初めてでしょう。

 当初は抵抗があったでしょうけど、私的にはかえって斬新だったのでお気に入りでしたよ。

 だからあまりメジャーになり過ぎて途中から複雑でしたね。
 
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