ミラーマンの体育座りが印象的なペアモンスキング編

　今から50年前の今日72年7月23日にOAされたミラーマン33話・
ペアモンスキング編は、前作シーキラーザウルス編と一緒に作ら
れたようでシーキラーザウルス編のラストは浜辺に赤い風船が次
々に上がって行っていたシーンだった。

　ペアモンスキング編のタイトルがインベーダーの海底基地だっ
たので、赤い風船群はインベーダーの海底基地から発射された風
船爆弾なのか？と思ったのだが全く違った。

　ペアモンスキングは伊勢湾のインベーダー海底要塞を守ってい
る一方、ミラーマンを二次元世界に戻すため出現し鏡京太郎が変
身しようと飛び込んだカブト虫型のバッジがミラーマンの監禁装
置になっていた。

　バッジに封じ込まれたミラーマンは体育座り状態になっていた
のだが、このポーズ超決戦ベリアル銀河帝国でカイザーベリアル
のベリアルクローでベリアルウイルスに侵されて鏡の星の湖底に
閉じこもった状態のポーズとして受け継がれていた。

　つまりミラーマンの体育座りポーズは、後世に受け継がれるぐ
らいのインパクトが強かったのだ。

　そこで囚われた御手洗博士やミラーマンが封じ込まれたバッジ
の持ち主の子供の前に藤本が救出に来て、ソルガンでバッジを破
壊したのでミラーマンは脱出に成功しインベーダー要塞でペアモ
ンスキングと戦って倒し要塞も破壊される。

　それにしてもインベーダーは海底要塞を浮上させたのだが、そ
もそも海底要塞はどこにあるのか分からないからこそ意味がある
のにわざわざSGMの前に出現させる意味があったのか？と思った
りする。