日本、またもや銀=最後の鉄棒、2人落下―世界体操(時事通信) - goo ニュース
7日から東京体育館で始まった世界体操選手権は今日が男子団体決勝。
9日に行われた予選では不利と言われる第1組だったにも拘らず1位通過して
決勝を迎えることになった。
1位通過だとローテーションが床・あん馬・つり輪・跳馬・平行棒・鉄棒と
いう順番で回れるので有利になると思われたので、78年ストラスブール大会
以来の優勝も?と思われた。
実際に最初の床では好発進したものの、2種目目のあん馬で主将の小林研也
が落下するミスで微妙にリズムが狂う。
つり輪を無難にこなして跳馬で得点を稼いで1位に立ち5種目目の平行棒でも
田中兄弟とエースの内村がミスなく演技して中国に次いで2位になったものの、
最終種目は鉄棒になるので逆転は可能だと思っていた。
そして1人目の田中和仁が無難な演技構成で臨んで成功したので‘これなら
ミスなしで行けば大丈夫’と考えていたのだが・・・・・
何と2人目の最年少である田中佑典が まさかの落下。
これで優勝はなくなり、最終演技者の内村までが落下するという後味の悪い
終わりとなったのだが2位は確保する事ができた。
スケジュール的には18:00開始だが例によってTV中継は19:00からの
ディレー。
という事でネット断ちしてのTV観戦にしたので鉄棒の第1演技者が終わった
時点で‘勝てるかも’と思ったが、やはり6人エントリーで3人が演技し そのまま
得点が反映される決勝ではあん馬と鉄棒で落下するという大きなミスが2度も
あると優勝は難しい。
とはいえ あん馬は ともかく鉄棒でミスしたのが21歳の田中佑典だから、こう
いう事もあるので経験不足という事だろうし来年のロンドンで雪辱すればいい。
更に3つの大きなミスがあったにも拘らず2位をキープできるという事は日本の
力が優勝した中国と並んで抜きん出ているのが証明されたわけで、本番である
ロンドン五輪で金が取れれば今日の銀も立派な糧になると思うのだ。
それにしても お台場TVの実況・・・・聞くに堪えない。