ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
脱腸の手術から10年経って思うこと
今から10年前の今日、99年1月11日に私は脱腸の手術を受けた。
当時のレポについては2年前にアップしているので、詳細は記さないが
手術を受けるタイミングというのを思い知らされた。
脱腸に気付いたのは96年頃。
右の下腹に出っ張りが感じられ押さえ込むとなくなるのだが、たまに
ピリッときたりしていた。
最初は寒いときに睾丸が上がってきたと思っていたのだが、そうでも
なさそう。
そこで行きつけの内科医に風邪気味の時に行って診てもらったら
‘これはシコリではなく脱腸ですよ’と言われた。
‘でも大して出てないですから大丈夫、もう少し出たら外科治療をした方が
いいかもしれませんがね’との事で安心していた。
ところが98年ぐらいになると引っ込みにくくなり、7月中頃のある日の営業
中に、引っ込まなくなった。
痛いし苦しいし脂汗が出るのだ。
‘これはたまらん’と思い行き付けの内科に電話して、ふらつきながら車を
運転して到着すると先生に押し込んでもらった。
さすがはベテランの先生だけあって、手馴れたものなのだ。
ただ次に同じような事があった場合、内科が休みだったらヤバい。
そこで外科手術を要請したのだ。
すると先生は市立病院の外科部長を紹介してくれた。
98年の11月30日に紹介状を持って訪ね、店が最もヒマな1月の第2週に
手術を頼む。
というのも我々の業界は毎年1月の第2週から第3週が最もヒマになる。
だから入院して手術するには最適だったのだ。
1月11日に手術を受けて、18日に退院というスケジュールだったので年
明けの5日に血液検査や心電図検査を受ける事になった。
そして私が担当する年賀状には‘1月12日から16日まで休みます’と
書いて送っていたら、12月23日にオヤジが軽い脳出血で入院する事に
なった。
1年延期しようかと思ったが翌年また年賀状に同じ事を書くのも狼少年の
ようで抵抗があったし‘ネットを埋め込む術式でやれば2泊3日で仕事復帰
できる’と11月30日に言われていたので5日の検査の日に術式を変更して
もらうように頼んだのだ。
手術から1年後の00年1月31日に門司の義姉夫婦に女房を紹介されて
会ってから結婚話が一気に進んだので、翌年回しだったらどうなって
いたか?
しかも99年の4月に千葉の印西に住んでいた妹一家が転勤で福岡に
引っ越してきたので、当時3歳の甥っ子を抱っこするケースも多かったし
重たい荷物運びもする機会が増えた。
そして00年から研究団体の講習責任者になり、02年からは支局長代理
で毎年新年総会に出席していたから1月の第2月曜に手術というわけに
いかなくなった。
それに私の結婚が01年3月だから、あのタイミングで思い切って手術を
してなければ未だに手術できずに‘いつ引っ込まなくなるか’という爆弾を
抱えて不安を感じながら過ごす事になっていただろう。
やはり人生の決断というのは重要だ
と つくづく思った次第だ。
« 76年 選抜高校... | 選手権ファイ... » |
コメント |
コメントはありません。 |
![]() |
コメントを投稿する |
![]() |
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません |