コリンチャンス黄色ヘルで入場…セナ追悼(日刊スポーツ) - goo ニュース
今から20年前の今日94年5月1日はF1サンマリノGPのレース
中にクラッシュ事故を起こしたアイルトン・セナが亡くなった日で
ある。
この日は甲子園球場で行われていたタイガースvsジャイアンツ
戦のダイジェストを見るべくNHKのサンデースポーツにチャンネル
を合わせていたら、終了間際にアナウンサーが‘アイルトン・セナが
事故を起こしヘリコプターで運ばれた‘というニュースが流れていた。
その後フジTVで始まったF-1中継にチャンネルを替えるとレース
そっちのけでセナの事故の詳細を報道し続け、肝心のレースがなかな
か始まらない。
ようやくレース中継に入りセナのクラッシュシーンが流れてレース
中継が続いていたのだが、CM明けにセナが死亡したというニュース
をレース中継を中断して延々とやったのだから驚いた。
たしかにセナは偉大なレーサーで中嶋悟以外では当時 日本でも
最も人気があったのだからTV局の姿勢を理解できないでもないが、
肝心なのはレースであって中継時間の最後にゴールシーンだけ流す
というやり方に強烈な違和感を持ったものだ。
余談ながら このレースでは片山右京が6位入賞をしていたのだが、
これすら扱いは小さくレースの全貌を見られたのは当時WOWOWが
1週遅れでOAしていた中継まで待たなければならなかったのだ。
セナ追悼番組と化したF-1中継の最後に解説の今宮純が‘セナが亡く
なってもF-1は続きます‘と力説していたのだが、フジTVは真逆の
セナあってのF-1中継という姿勢だったのが何とも皮肉だった。