ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
ロンリー仮面ライダーが初めて流れた日
今から50年前の今日72年12月9日にOAされた仮面ライダー89話
カナリコブラ&ネズコンドル編からOPがライダーアクション、ED
がロンリー仮面ライダーに変更された。
仮面ライダーのOPはレッツゴー!ライダーキック、EDが仮面ラ
イダーのうたが実に71話まで続いたのだが以前も記したように72
話からEDがライダーアクションに変更されていたので驚いていた。
それが89話から何とOPがレッツゴー!ライダーキックからライ
ダーアクションになったのには驚愕モノだったし、EDに流れたロ
ンリー仮面ライダーだがウエスタン調のメロディに乗った主人公
の思いを切々と歌った歌詞は小学生の我々のハートを見事に射ち
抜いたのだった。
それまでの仮面ライダーの歌詞は基本的にライダーのかっこよ
さを表す勇壮なものが多いし、他のヒーロー番組でも然りだった
のだが考えてみれば仮面ライダーは悪の組織ショッカーを裏切っ
て孤独に戦うというもの。
その仮面ライダーの心情を切々と歌うロンリー仮面ライダーは
初めて聴いた時から孤独なヒーローの悲哀が歌われており、イヤ
でも視聴者の心に刺さったのだ。
とりあえず仮面ライダーには立花藤兵衛という理解者がいるし
サポートを受けているものの、基本的に真っ先に悪の組織に立ち
向かう警察などの協力もなく孤独に戦っているヒーローで当然な
がら悲哀を感じるキャラだ。
悪の組織に拉致され改造人間にされた悲しみを乗り越えて孤独
に戦うヒーローというのは平成以降の仮面ライダーからは失われ
ているわけで、それだけに孤独感際立つロンリー仮面ライダーは
ヒーローの歴史に残る名曲ではないだろうか。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
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ロンリー仮面ライダーは良いですねぇ!
孤独なヒーローだけど戦うヒーローとしてのカッコ良さも不自然なく表現している音色が素晴らしいです。
こういう曲調が作られたのも1970年代前半にあった高度成長期の陰りと海外からエコノミックアニマルと揶揄された当時の疲れ切った日本人の悲哀からそうさせたのかもしれません。
ちなみに私は、最初に聞いたときはタイガーマスクぽいなぁと思いましたw
出だしの間奏部分が特にね。
たしかに高度成長期の企業戦士も孤独ですから、その悲哀などもあるかもしれませんね。
カッコよさと孤独感を併せ持った歌という感じですからね。
タイガーマスクに似ているというのは、菊池俊輔節ならではでしょう。
それはさすがに無理かもしれませんね。
というのもOPとEDを作ってからの挿入歌でしょうから、最初はできてなかったかもしれません。
完全にできていたのはXライダーからのようです。