朝乃山が大関昇進する事について 


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https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-bt-tp1-200322-202003220000306

 新型コロナウィルスの影響で無観客での開催となっていた今年の
大相撲春場所は千秋楽の今日、横綱・白鵬が鶴竜との相星決戦を制
し44回目の優勝を飾った。

 今場所最大の注目だった関脇・朝乃山は千秋楽に大関・貴景勝に
勝ったものの両横綱と御嶽海&豊山に敗れていたので11勝4敗で、
前2場所合計で32勝と目安の33勝に1つ足りなかった事から今場所
終了後の大関昇進は見送りかと思われたが相撲内容を評価され夏
場所での大関昇進となったようだ。

 両横綱や今場所好調だった御嶽海に敗れたのは想定内だったが、
対戦時点で2勝5敗だった豊山に敗れたのが痛く来場所に期待と思っ
ていただけに大関・貴景勝が負け越してカド番になったという事情
もあったのだろう。

 また横綱に連敗とはいえ鶴竜戦は一旦軍配を受けながら行事軍配
差し違えと際どい勝負だったので、酌量の余地ありという事もある
のではないか。 

 最近の大相撲界は先場所で大関を陥落した豪栄道が引退し先々場
所で大関陥落した高安も途中休場、更に栃ノ心は故障から大関復帰
が絶望と大関の復帰は心もとない状態で
今場所など西横綱の鶴竜が
横綱大関を務めるなど大関は貴景勝のみという形になっている。

 他の大関候補を見ていると三役を守り続けて来た御嶽海は今場所
こそ10勝を挙げたものの、その前は2場所連続で負け越しており当分
大関に上がれそうもない。

 一方で貴景勝はケガの影響から最近は精彩がなく今場所も負け越
して来場所はカド番で迎えるのだから安定感に疑問符が付き出し、
協会としては一場所でも早く大関を作らないといけない事情がある。

 もっとも貴景勝は7勝7敗で千秋楽を迎えているので朝乃山に勝て
ば勝ち越しというシチュエーションだったのが、しっかり朝乃山は
勝った事から貴景勝は負け越し来場所カド番を迎えるのだから自ら
が呼び込んだ形になっているのも事実。

 そういう意味では来場所以降は貴景勝と切磋琢磨しポスト白鵬&
鶴竜を目指して欲しいものだ。

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