インドはヒーロー作品に欠かせない国

　名曲として有名なレインボーマンのOPとして流れる主題歌・行け
レインボーマン！で冒頭‘インドの山奥で修行して～’と歌われるよう
に、レインボーマンはインドの山奥でダイバダッタの下で修業した
ヒーローである。

　主役のヤマトタケシはレスリングの選手だったが荒っぽい技を連
発してケガ人を続出させた事から除名され、プロレスラーになるた
めにインドの山奥に住む聖人ダイバ・ダッタの下で修業に励み最終
的に人類愛に目覚めてレインボーマンになるわけだ。

　ここで問題なのがプロレスラーになるのに何故インドなのか？と
いうもので、タイガーマスクに登場するミスタークエッションこと
グレート・ガマなどの影響を受けているのかと思ったりする。

　他にインドの山奥で修業したキャラといえば快傑ライオン丸に登
場した獅子丸達の師匠・果心居士もインドで修業しており、ジャラ
モン教の教主・大聖人ゴーファ・ジャラモンより秘術を学んだこと
から妖術を扱うこともできる。

　つまり獅子丸がライオン丸に変身する忍法獅子変化もインドでの
修業したテクノロジーだし、一方で敵役の大魔王ゴースンも果心居
士の兄弟弟子である豪山が共にインドで妖術を修業した末に得た力
である。

　また西遊記も三蔵法師一行が経典を持ち帰るため天竺＝インドに
向かう物語だから、意外にインドという国はヒーロー作品には欠か
せない国という事になる。