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こーじ苑
湯浅直樹スラローム6位入賞の快挙を喜ぼう
湯浅 自己最高の6位に食い込む!(スポーツニッポン) - goo ニュース
日本時間の昨日深夜に行われた2011世界アルペン選手権のスラロームで、
日本の湯浅直樹が58年大会で猪谷千春が獲得した銅メダル以来の最高成績
である6位入賞を果たした。
これは凄い事である。
98長野五輪の前後に日本のジャンプ陣が絶好調でジャンプ週間で表彰台
独占した傍らで木村公宣が6位入賞したというニュースを聞いた原田雅彦や
船木和喜らは‘オレ達よりも凄いし価値がある’と言ったという記事を読んだ
事があるが、スキー競技において日本はジャンプや複合で活躍しているという
事でノルディックの方ばかりに関心が行っているもののアルペンの方が格が
上だという事をジャンプ陣は認めていたのだ。
そして日本はスラロームではあるが唯一の銀メダリストの猪谷千春から
海和俊宏や児玉修、岡部哲也らが活躍していたもののメダルや入賞はおろか
10位以内に入っても‘大健闘’と言われるレベルではマスコミにとっては旨み
のない種目のようで、同じスキー種目でもメダルが期待できるノルディックの
方ばかりに注目している。
だから06トリノ五輪で皆川健太郎が4位、湯浅直樹が7位と初の日本人W
入賞を果たしたにも拘わらずメディアの反応は鈍かったのには唖然とする
ばかり。
しかも昨年のバンクーバーでは枠が1つ余裕があったにも拘わらず使わな
かったという失態まで演じていたがマスコミは殆ど取り上げず。
その‘被害者’だった湯浅が1回目で9位に つけ、2回目でも順位を上げて
22番スタートながら3位にゴールしたときには‘表彰台は厳しいけど入賞なら’
と思っていたが残り8人のうち3人が荒れたコースコンディションに対応できず
順位を下げ6位入賞が決まったのだった。
優勝争いできるフィギュアスケートでの快挙も嬉しいが、マスゴミもスキー
競技の華であるアルペン競技での入賞というのは凄く嬉しいし もっと大きく
扱っていいと思うのだ。
日本時間の昨日深夜に行われた2011世界アルペン選手権のスラロームで、
日本の湯浅直樹が58年大会で猪谷千春が獲得した銅メダル以来の最高成績
である6位入賞を果たした。
これは凄い事である。
98長野五輪の前後に日本のジャンプ陣が絶好調でジャンプ週間で表彰台
独占した傍らで木村公宣が6位入賞したというニュースを聞いた原田雅彦や
船木和喜らは‘オレ達よりも凄いし価値がある’と言ったという記事を読んだ
事があるが、スキー競技において日本はジャンプや複合で活躍しているという
事でノルディックの方ばかりに関心が行っているもののアルペンの方が格が
上だという事をジャンプ陣は認めていたのだ。
そして日本はスラロームではあるが唯一の銀メダリストの猪谷千春から
海和俊宏や児玉修、岡部哲也らが活躍していたもののメダルや入賞はおろか
10位以内に入っても‘大健闘’と言われるレベルではマスコミにとっては旨み
のない種目のようで、同じスキー種目でもメダルが期待できるノルディックの
方ばかりに注目している。
だから06トリノ五輪で皆川健太郎が4位、湯浅直樹が7位と初の日本人W
入賞を果たしたにも拘わらずメディアの反応は鈍かったのには唖然とする
ばかり。
しかも昨年のバンクーバーでは枠が1つ余裕があったにも拘わらず使わな
かったという失態まで演じていたがマスコミは殆ど取り上げず。
その‘被害者’だった湯浅が1回目で9位に つけ、2回目でも順位を上げて
22番スタートながら3位にゴールしたときには‘表彰台は厳しいけど入賞なら’
と思っていたが残り8人のうち3人が荒れたコースコンディションに対応できず
順位を下げ6位入賞が決まったのだった。
優勝争いできるフィギュアスケートでの快挙も嬉しいが、マスゴミもスキー
競技の華であるアルペン競技での入賞というのは凄く嬉しいし もっと大きく
扱っていいと思うのだ。
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湯浅の二本目のタイムは、優勝したジャンバプティスト・グランジェよりも早く、全体で3位の好タイム。2位のビグマルク、4位のマリオ・マットの二本目が文字通りの「スーパーラン」だった事を差し引いても素晴らしい結果ではあります。湯浅はトリノ五輪の時も二本目3位、同じ年のW杯志賀高原でも二本目2位とこと一発の速さでは第一シード上位の選手と比べても引けを取らないものをこれまでも度々示しています。このレベルの選手を抱えたチームならば「表彰台の中央に立たせる戦略」が出来なければウソだと思うのですが、日本チームには、そういう戦略が見えてこないのが歯痒い限り。湯浅も、佐々木明も、今シーズンは休業中の皆川賢太郎もナショナルチームと言いながら、実態はサポートするスキーメーカーに頼った、実質選手個人のプライベートチームの集合体、と言うのが現状の日本チーム。以前にも書きましたが、木村公宣の調子が一番良かった頃、当時のW杯スラローム王者、トーマス・シコラ(AUT)が木村を評して「キムラはかわいそうだよ、彼がぼくらやスイスのチームにいたら、とっくに2つや3つは勝ってるはずさ。それ位の力は持ってるのに。」と語っていましたが、10数年経っても当時と状況は変わっていないわけです。
オーストリア、フランス、イタリアなどのチームなら、湯浅、佐々木クラスの選手が出てきたら「如何にして勝たせるか?」の戦略をきちんと立ててきますよ。今回のグランジェなどはその典型と言えます。
海和俊宏が注目を集めだした頃、彼が使用していたスキーのメーカー、フランスのロシニョールから「海和をぜひ自分達のチームに任せて欲しい。そうすれば最高のスキーを用意できるし、トレーニング環境もフランスチームと同等の物が用意できる。そうすればステンマルクにも勝たせる事だって可能なはずだ。」と言うありがたいオファーがあったのに、所属企業やSAJとの絡みから、実現に至らず、その後運に見放されたようにアキレス腱断裂の大怪我を負って、せっかく掴んだ第一シードを手放してしまった残念な出来事がありました。あのステンマルクをして「技術的に一番怖いのはカイワだ」と言わしめた才能が全開になっていたら、どうなっていただろうか?
こと一発の爆発力では、先輩の佐々木、皆川を上回る物を持っている湯浅がブレイクスルーしてくれそうな予感は、少なからず感じているのです。彼が使用しているスキー「ハート」もかつてのヤマハの流れを汲む純国産スキーと言うあたりも、琴線に触れるところではあります。
ホント日本の競技環境は貧弱ですよね。
未だに金をかけてレベルアップさせる事に対して‘そこまでして勝たなくても’などと世迷言を言う輩が必ず出ますからね。
アマチュア時代の悪い名残でもありますけど。
道具を使う冬の競技は特に道具に金がかかるだけに周りのサポートが夏の競技以上に必要不可欠なのですけどね。