| 妖術師の館 |
(ネオ・バベッタ)
ζ~( `m´)~ζ 「アルガシン・バドシン・マルカトーン
アルガノン・バドカン・マルカトーン。」
(ネオ・バベッタ)
ζ~( `m´)~ζ 「これは昔 ルネ氏が各地読者に、
月に向かって誦すように 教えた呪文です。
この呪文によって励まれた月が、
その人に幸運を与えると言われていたのです。」
(ネオ・バベッタ)
ζ~( `m´)~ζ |・)
(ネオ・バベッタ)
ζ~( `m´)~ζ 「親愛なるもみじ、
あなたは とても重要な決断を下さなければいけません。
あなたが一人前の魔女となる為には 九州から離れなくてはならないからです。
そのようにしてあなたが 魔女としてひとり立ちする時、
月からの祝福が豊かに注がれる事でしょう。」
|・)… 日本語が不自然…
(ネオ・バベッタ)
ζ~( `m´)~ζ 「もみじ、日本で春は 卒業と入学の季節であると聞いています。
草木がみずみずしく 新たに芽を出す時期、
自然の新たなサイクルに従って、
新しい自分へと脱皮して成長する、
素晴らしい制度であると思います。
あなたも魔女っ子志願者として それに是非 倣うべきなのです。」
|・)… 魔女っ子に 卒業も入学もないけど。
(ネオ・バベッタ)
ζ~( `m´)~ζ 「もみじ、私は実際に 魔女としてあなたが成長する事を希望しています。
そして 自然のサイクルから見ても 今が一番ふさわしい時機なのです。
魔力を呼び起こす呪文歌を共に誦し、
私と心を1つにするのです!」
★「闇夜と輝く月よ、
この魔女の調べに 耳を傾けたまえ
東より南 西より北に
聞きて きたりたまえ!
み前に 汝に訴えたり!
地と大気 火と海の諸力よ
今 向かいて 我を訪れたまえ
棍棒と五芒星と長剣よ、
我(わ)が言葉を聞きたまえ
蝋燭と香炉 さかずきと短剣よ、
汝の内なる生命を目覚めさせよ
魔女のやいばの諸力よ、
魔力を生み成すごとく きたりたまえ
天地と地獄の后(きさき)よ、
この呪文に 汝の助けを送りたまえ
夜の角ある狩人よ、
術式に 我(わ)が意を働かせたまえ
三の三乗のあらゆる力によりて、
我の意すごとく かくあれかし
月と太陽のあらゆる力によりて
我の意すごとく かくなれかし!」
(ネオ・バベッタ)
ζ~( `m´)~ζ 「それではもみじ、
あなたの決心の言葉を 羊皮紙に血で記す事によって、
ふさわしく表明しなければいけません。
魔女は実際に ふさしい宣誓によって生まれ変わり、
魔女としての階段を昇ってゆくのですから。」
(ネオ・バベッタ)
|ミ サッ ζ~(`m´ )~ζ 「もみじ、あなたは実際に 退行しています!!!」