チベット仏教の予言では
世の終わりの前には 濁世となって 瘟疫が蔓延し
悪がはびこり 魔鬼が人々をそそのかして罪を犯させるとされ、
以下のように祈請する事で 末世における守護と
浄土に往生する加持が得られるとされます。
「エマホー
時方一切諸仏本体性(じほういっさいしょぶつほんたいしょう)
大悲事業迅捷超諸仏(だいひじごうじんしょうちょうしょうぶつ)
親口承諾守護蔵地者(しんくしょうだくしゅごぞうじしゃ)
ウゲンリンポチェ前作祈請(うげんりんぽちぇぜんさきせい)
難忍猛厲渇仰虔誠喚(なんにんもうれいかつごうけんせいかん)
自虚空中大悲祈観照(じこくうちゅうだいひきかんしょう)
時値五濁悪世之返際(じちごだくあくせいしへんさい)
地神地上部多若継承(じじんじじょうぶたにゃくけいしょう)
納入地神処中蓮花生(のうにゅうちじんしょちゅうれんげしょう)
黒方人鬼妖魔猖獗時(こくほうにんきようましょうけつじ)
祈請安慰白方蓮花生(きせいあんいびゃくほうれんげしょう)
しょう若護法背棄所立誓(しょうにゃくごほうはいきしょりつせい)
縛以誓言手印蓮花生(ばくにせいごんしゅいんれんげしょう)
無誓死鬼発動障碍時(むせいしきほつどうしょうげじ)
祈令厲鬼守誓蓮花生(きりょうれいきしゅせいれんげしょう)
魔鬼唆使衆生心続時(まきさししゅじょうしんぞくじ)
たく散駆逐魔衆蓮花生(たくさんくすいましゅれんげしょう)
怨鬼悪願妨害仏教時(おんきあくがんぼうがいぶっきょうじ)
度以威猛力勢蓮花生(どにいもうりきぜいれんげしょう)
邪魔相斗蔵地貧困時(じゃまそうとぞうじひんこんじ)
伏以威徳力勢蓮花生(ぶくにいとくりきぜいれんげしょう)
冒出四返軍隊武器時(ぼうしゅつしへんぐんたいぶきじ)
回遮外寇乱世蓮花生(えしゃがいこうらんせれんげしょう)
天龍瑪摩瘟疫籠罩時(てんりゅうままうんえきろうちょうじ)
除以大悲妙薬蓮花生(じょにだいひみょうやくれんげしょう)
牧民牲畜損失災年時(ぼくみんひんちくそんしつさいねんじ)
祈賜糧財受用蓮花生(きしろうざいじゅようれんげしょう)
地精衰竭衆生福運敗(じせいすいけつしゅじょうふくうんはい)
大賜精華福運蓮花生(だいししょうげふくうんれんげしょう)
仏法以及持教諸大徳(ぶっぽうにきゅうじきょうしょたいとく)
祈令増盛昌隆蓮花生(きりょうぞうじょうしょうりゅうれんげしょう)
無法我等漂泊輪回時(むほうがとうひょうはくりんねじ)
引至極楽浄土蓮花生(いんしごくらくじょうどれんげしょう)
見修行為錯失岐途時(けんしゅぎょういさくしつきどじ)
指認勝義本面蓮花生(しにんしょうぎほんめんれんげしょう)
見生后世中陰一切時(けんしょうこうせちゅういんいっさいじ)
不離大悲摂受蓮花生(ふりだいひしょうじゅれんげしょう)
総之不論現何苦悪境(そうしふろんげんかくあくきょう)
恒常大悲救護蓮花生(こうじょうだいひきゅうごれんげしょう)。」