Ryuichi Sakamoto Playing the Piano featuring Taeko Onuki を観る。(@東京国際フォーラム ホールC)
(チケットの表記はこうだけど、正式には人名含め全部小文字らしい…)
大貫妙子さま出演ということで、これはチケットを取らねばーと思ったのであった。
坂本さんのニュースレターで先行受付があったため無事チケットを取ることができた。
(と言っても、1-5列目席確約という1次受付は当然ながら(?)落選。1階だけどずっと後ろのほうの席だった。まぁオペラグラスで表情なども(照明が暗くて分かりにくかったけど)見えたので、よかった)
銀ぶらして、腹ごしらえにおそばを食べて(せいろ1枚で足りず、ついおかわりをしておなかいっぱいになってしまう、全然粋じゃない私であった)、比較的余裕をもって会場到着。
ホールCは木のちょっと重厚なつくりが落ち着く感じ。
以下箇条書き(というには、ひとつひとつの文章が長いが)
・開演直前照明が消されたとたん、子供の泣き叫ぶ声が。急に暗くなって怖かったんだねー。それが演奏が始まってからも続いたのが、やっぱりさすがに気になった。非常口の表示も消されたから出るに出られなかったのかなとも思ったけど…迷惑というよりも、子供がかわいそう。トラウマにならないといいけど。
・冒頭演奏は『out of noise』からいくつかと代表曲いくつか(忘れた) その間坂本さんはひとことも発さず。寝不足だったらうたたねしてしまいそうなところだけれど、淡々と落ち着く感じもあって、居心地は悪くなかった。
・が、大貫妙子さまが登場し、坂本さんと言葉を交わしたことで、一気に会場の雰囲気が和んだことは否めない。
大貫さまは黒のドレスで少女のようにかわいらしい。かわいらしいんだけれど、きりっと大人でもあって、ほんと不思議な方だ。
長年のつきあいらしいリラックスした会話に和む。
坂本さん曰く『大阪では夫婦漫才と言われて。(間)めおとじゃないんですけどね』って…ま、いいけど。
・大貫さまがうたった曲(曲順など正確な記憶ではなくてすみません)
『色彩都市』
前情報を入れてなかったので、この曲が始まったときは、やっぱりはっとしてすごく嬉しかった)
『懐かしい未来』
(NHKエコキャンペーン(だっけ?)の主題歌)
『Tango』
『この道』
(坂本さん曰く「山田耕作はほんといいですよね」私からすると「今頃日本唱歌に目覚めたか、遅いよ」という感もないではないが)
『突然の贈り物』
『風の道』
(大貫さま、歌詞が途中で飛んでしまい、そのままなかなか戻らなかった。大貫様にしてはすごく珍しいことなんではーでもこういうのもライブ感があっていいなーと思っていたら、後のMCで「鼻をすすっていらっしゃる音が聞こえたとたん、こみあげるものがあって…」と語っていた。
鼻をすすっていたというのは、言わずもがなだけど、風邪じゃなくて、この曲に重なる想いが溢れて泣いていたのだ。
ほんと、この曲は特に自分と重なる人が多いのだろうなーと思う。
そのMCを聞いてこちらも涙ぐんでしまった。)
・大貫さまの歌唱は、もしかしたら、若い頃と比べると音域が狭くなって、声を出しづらくなっているのかなと思ったけど、そこを、発声法とかほかのいろんなもので補って余りある、という感じで、素敵だった。やっぱり来てよかった。
いままでのメンバーでのライブは今年で終わりということで、音楽活動はあまりしなくなるのかなと心配していたのだけれど、来年は、他の人の曲をカヴァーするとかまたいろんな計画があるみたいで、楽しみ。
(よく把握できなかったんだけど、坂本さんの曲に詞をつけてうたうってことらしかった)
・大貫さまとの共演のあとまた坂本さんの演奏が何曲かあり、アンコールもたぶん2回くらいあって終了。
坂本さんはヨーロッパツアーの後ということもあって、だいぶお疲れのようだったが、(まとっていた鎧が、もう崩れ落ちそうみたいなことを言っていた)その、なんというか枯れかけた雰囲気(?)も悪くなかった。
わーっと熱狂というんじゃないし、好き好き!とうっとりするんでもないけれど、平常心でいられる良さっていうのかなー。
写真はコンサート後の東京国際フォーラム前(マスク姿が2009年ぽい?)
(チケットの表記はこうだけど、正式には人名含め全部小文字らしい…)
大貫妙子さま出演ということで、これはチケットを取らねばーと思ったのであった。
坂本さんのニュースレターで先行受付があったため無事チケットを取ることができた。
(と言っても、1-5列目席確約という1次受付は当然ながら(?)落選。1階だけどずっと後ろのほうの席だった。まぁオペラグラスで表情なども(照明が暗くて分かりにくかったけど)見えたので、よかった)
銀ぶらして、腹ごしらえにおそばを食べて(せいろ1枚で足りず、ついおかわりをしておなかいっぱいになってしまう、全然粋じゃない私であった)、比較的余裕をもって会場到着。
ホールCは木のちょっと重厚なつくりが落ち着く感じ。
以下箇条書き(というには、ひとつひとつの文章が長いが)
・開演直前照明が消されたとたん、子供の泣き叫ぶ声が。急に暗くなって怖かったんだねー。それが演奏が始まってからも続いたのが、やっぱりさすがに気になった。非常口の表示も消されたから出るに出られなかったのかなとも思ったけど…迷惑というよりも、子供がかわいそう。トラウマにならないといいけど。
・冒頭演奏は『out of noise』からいくつかと代表曲いくつか(忘れた) その間坂本さんはひとことも発さず。寝不足だったらうたたねしてしまいそうなところだけれど、淡々と落ち着く感じもあって、居心地は悪くなかった。
・が、大貫妙子さまが登場し、坂本さんと言葉を交わしたことで、一気に会場の雰囲気が和んだことは否めない。
大貫さまは黒のドレスで少女のようにかわいらしい。かわいらしいんだけれど、きりっと大人でもあって、ほんと不思議な方だ。
長年のつきあいらしいリラックスした会話に和む。
坂本さん曰く『大阪では夫婦漫才と言われて。(間)めおとじゃないんですけどね』って…ま、いいけど。
・大貫さまがうたった曲(曲順など正確な記憶ではなくてすみません)
『色彩都市』
前情報を入れてなかったので、この曲が始まったときは、やっぱりはっとしてすごく嬉しかった)
『懐かしい未来』
(NHKエコキャンペーン(だっけ?)の主題歌)
『Tango』
『この道』
(坂本さん曰く「山田耕作はほんといいですよね」私からすると「今頃日本唱歌に目覚めたか、遅いよ」という感もないではないが)
『突然の贈り物』
『風の道』
(大貫さま、歌詞が途中で飛んでしまい、そのままなかなか戻らなかった。大貫様にしてはすごく珍しいことなんではーでもこういうのもライブ感があっていいなーと思っていたら、後のMCで「鼻をすすっていらっしゃる音が聞こえたとたん、こみあげるものがあって…」と語っていた。
鼻をすすっていたというのは、言わずもがなだけど、風邪じゃなくて、この曲に重なる想いが溢れて泣いていたのだ。
ほんと、この曲は特に自分と重なる人が多いのだろうなーと思う。
そのMCを聞いてこちらも涙ぐんでしまった。)
・大貫さまの歌唱は、もしかしたら、若い頃と比べると音域が狭くなって、声を出しづらくなっているのかなと思ったけど、そこを、発声法とかほかのいろんなもので補って余りある、という感じで、素敵だった。やっぱり来てよかった。
いままでのメンバーでのライブは今年で終わりということで、音楽活動はあまりしなくなるのかなと心配していたのだけれど、来年は、他の人の曲をカヴァーするとかまたいろんな計画があるみたいで、楽しみ。
(よく把握できなかったんだけど、坂本さんの曲に詞をつけてうたうってことらしかった)
・大貫さまとの共演のあとまた坂本さんの演奏が何曲かあり、アンコールもたぶん2回くらいあって終了。
坂本さんはヨーロッパツアーの後ということもあって、だいぶお疲れのようだったが、(まとっていた鎧が、もう崩れ落ちそうみたいなことを言っていた)その、なんというか枯れかけた雰囲気(?)も悪くなかった。
わーっと熱狂というんじゃないし、好き好き!とうっとりするんでもないけれど、平常心でいられる良さっていうのかなー。
写真はコンサート後の東京国際フォーラム前(マスク姿が2009年ぽい?)