矢野顕子さとがえるコンサート2009@NHKホール鑑賞の日である。
去年は行けなかったので、今年は万全の態勢で臨んだ。
…はずだったんだけど、おっかしいなー。
余裕があったので回り道したのがよくなかった。
私の脳内地図だと東急本店の横の道を曲がるとNHKホール手前の交差点に出るはずなのになー。
たぶん、渋谷って駅を基点に道が扇状に広がっていて、道同士が直角に交わってないからあらぬ方向に行ってしまうのだろうなーと考察。
(と、知っている人からするととんでもないことを書いているような気もしてきた…後でGoogleMAPで確認しよう…)
なぜかNHK放送センターの前に出てしまい、建物の内部をつっきれば近いのだが、そういうわけにもいかず、ぐるっと回って息をきらして駆け込むはめに…
とはいえ、今回は開場時刻を目指して来たので、45分後の開演には、まぁ余裕で着席できたのである。よかったよかった。
ロビーのお花を眺める余裕もあり。
くるりや宮崎駿氏、石川さゆりさん(律儀だなー)など。avex からの花があったのにはちょっと驚き。
今回の座席は前から9列目。中央ではないけれど、ピアノ側だから、私としてはかなりいい感じ。
オーケストラピットの席ってたぶんファンクラブ経由の席なのだろうなー。
さてさて、肝心のコンサート本番は、もちろん、すっばらしかった。
ドラムのジェイ・ベルローズ氏が、かちっとしたスーツ姿で登場したのがまず、新鮮だった。
ベースのジェニファー・コンドスさんは、DVDで見て、「素敵なひとだなー」と思っていたので、後のメンバー紹介で、矢野さんが「私もこんな大人の女性になりたい(笑)」と言っていたのに(笑)ながらも、うんうんとうなずいていたのであった。
矢野さんの今回の衣装はエプロンドレスというか巨大なよだれかけ?にジーンズ(前から見るとチュニックドレス?だけど後ろ姿はTシャツ)。髪型はふわふわボンバー(と書きながら、ボンバーってはて?なんだろう)。
CDの収録曲は、ライヴを聴くと、CDで再生する音はまとまりすぎておとなしい感じに思えてしまう。やっぱりライヴっていいなー。
収録曲じゃない、新しい曲の数々は、うう、1回きりではもう脳内再生できない…またどこかでやってほしいなー。
特に『まなべよ』という新曲が、怒涛のアンサンブルですごかった! これはいつかCDに入るよね。
正直言うと、CD『akiko』のサウンドは、決して私の好みではない、というか、即「好き好き!」となじむ感じではないのであった。
しかーし、この4人のカルテットには有無を言わさぬすばらしさがある。私の、これまで雑多な音を聴いてできた耳の、さらに先のクオリティを行っているのだなー、という感じ。
(うまく言えないけど…高校のとき聴いた『峠のわが家』も当初そんな感じだった。その前のテクノっぽいのは、「好き好き!」とすっとなじむ方)
マーク・リーボゥ氏のギターというのが、また、決して私の好きな音ではないのだが(と好みを言えるほどのもんでは全然ないのだが、誰だったかが渡辺香津美さんのギターを評して言っていた「軽薄でおしゃべり」なドライな感じのほうが好きなのである)、妙にクセになるのは、やっぱりうまいんだなー。
で、今回、あの、なーんか湿り気のある感傷的な音は、日本の70年代歌謡の世界によく合うのだー! という発見があった。
(オリジナル曲を私は知らないんだけど、いしだあゆみの『涙の中を歩いてる』と、これは別メンバーでCDに入ってるけど『ウナ・セラ・ディ東京』を演った)
というか、このメンバーでこういう曲をやろうと決める矢野さんがすごい。
これら歌謡曲の出自内容を、メンバーにどういうふうに説明したのかなーと想像すると面白い。
アンコールでは、矢野さんの髪型がストレートの姫カットになっていた。
そのときは気づかなかったのだけれど、後で、あの髪型も、デビューアルバムの頃を意識してのものだったのかなと思った。
アンコールは、『気球に乗って』と『ふなまち唄』と、両方ともデビューアルバムのものだったけど、聴いているときは全然そんなことは意識しなかったのだった。『気球に乗って』なんか、カントリー調っていうのかな?、全然違う雰囲気だったし。
ふと思ったのだが、80年代以降しばらく聴いてなくて、今回久しぶりにコンサートに足を運んでみたというひとだと、全然別物! とびっくりしてしまうのではなかろうか。
同年代のほかのアーチストの人だと、よくも悪くも、青春時代を懐かしむプラス変わらない演奏姿勢に私もまだまだと励まされる、というお客さんが多いような気がする。(よく分からないけれど)
しかーし、矢野さんの場合、よく見れば根本は全然変わってないんだけど、なんか、すごい進化を遂げて、さらにまだ進化の途上にある、って感じ?
去年は行けなかったので、今年は万全の態勢で臨んだ。
…はずだったんだけど、おっかしいなー。
余裕があったので回り道したのがよくなかった。
私の脳内地図だと東急本店の横の道を曲がるとNHKホール手前の交差点に出るはずなのになー。
たぶん、渋谷って駅を基点に道が扇状に広がっていて、道同士が直角に交わってないからあらぬ方向に行ってしまうのだろうなーと考察。
(と、知っている人からするととんでもないことを書いているような気もしてきた…後でGoogleMAPで確認しよう…)
なぜかNHK放送センターの前に出てしまい、建物の内部をつっきれば近いのだが、そういうわけにもいかず、ぐるっと回って息をきらして駆け込むはめに…
とはいえ、今回は開場時刻を目指して来たので、45分後の開演には、まぁ余裕で着席できたのである。よかったよかった。
ロビーのお花を眺める余裕もあり。
くるりや宮崎駿氏、石川さゆりさん(律儀だなー)など。avex からの花があったのにはちょっと驚き。
今回の座席は前から9列目。中央ではないけれど、ピアノ側だから、私としてはかなりいい感じ。
オーケストラピットの席ってたぶんファンクラブ経由の席なのだろうなー。
さてさて、肝心のコンサート本番は、もちろん、すっばらしかった。
ドラムのジェイ・ベルローズ氏が、かちっとしたスーツ姿で登場したのがまず、新鮮だった。
ベースのジェニファー・コンドスさんは、DVDで見て、「素敵なひとだなー」と思っていたので、後のメンバー紹介で、矢野さんが「私もこんな大人の女性になりたい(笑)」と言っていたのに(笑)ながらも、うんうんとうなずいていたのであった。
矢野さんの今回の衣装はエプロンドレスというか巨大なよだれかけ?にジーンズ(前から見るとチュニックドレス?だけど後ろ姿はTシャツ)。髪型はふわふわボンバー(と書きながら、ボンバーってはて?なんだろう)。
CDの収録曲は、ライヴを聴くと、CDで再生する音はまとまりすぎておとなしい感じに思えてしまう。やっぱりライヴっていいなー。
収録曲じゃない、新しい曲の数々は、うう、1回きりではもう脳内再生できない…またどこかでやってほしいなー。
特に『まなべよ』という新曲が、怒涛のアンサンブルですごかった! これはいつかCDに入るよね。
正直言うと、CD『akiko』のサウンドは、決して私の好みではない、というか、即「好き好き!」となじむ感じではないのであった。
しかーし、この4人のカルテットには有無を言わさぬすばらしさがある。私の、これまで雑多な音を聴いてできた耳の、さらに先のクオリティを行っているのだなー、という感じ。
(うまく言えないけど…高校のとき聴いた『峠のわが家』も当初そんな感じだった。その前のテクノっぽいのは、「好き好き!」とすっとなじむ方)
マーク・リーボゥ氏のギターというのが、また、決して私の好きな音ではないのだが(と好みを言えるほどのもんでは全然ないのだが、誰だったかが渡辺香津美さんのギターを評して言っていた「軽薄でおしゃべり」なドライな感じのほうが好きなのである)、妙にクセになるのは、やっぱりうまいんだなー。
で、今回、あの、なーんか湿り気のある感傷的な音は、日本の70年代歌謡の世界によく合うのだー! という発見があった。
(オリジナル曲を私は知らないんだけど、いしだあゆみの『涙の中を歩いてる』と、これは別メンバーでCDに入ってるけど『ウナ・セラ・ディ東京』を演った)
というか、このメンバーでこういう曲をやろうと決める矢野さんがすごい。
これら歌謡曲の出自内容を、メンバーにどういうふうに説明したのかなーと想像すると面白い。
アンコールでは、矢野さんの髪型がストレートの姫カットになっていた。
そのときは気づかなかったのだけれど、後で、あの髪型も、デビューアルバムの頃を意識してのものだったのかなと思った。
アンコールは、『気球に乗って』と『ふなまち唄』と、両方ともデビューアルバムのものだったけど、聴いているときは全然そんなことは意識しなかったのだった。『気球に乗って』なんか、カントリー調っていうのかな?、全然違う雰囲気だったし。
ふと思ったのだが、80年代以降しばらく聴いてなくて、今回久しぶりにコンサートに足を運んでみたというひとだと、全然別物! とびっくりしてしまうのではなかろうか。
同年代のほかのアーチストの人だと、よくも悪くも、青春時代を懐かしむプラス変わらない演奏姿勢に私もまだまだと励まされる、というお客さんが多いような気がする。(よく分からないけれど)
しかーし、矢野さんの場合、よく見れば根本は全然変わってないんだけど、なんか、すごい進化を遂げて、さらにまだ進化の途上にある、って感じ?