宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

いいわけ/文庫本3冊

2013年01月19日 | 
近頃、自分の態度が尊大なのではないかと気になっている。
最近ブログに書いた文章を読み返しても、なんだかエラソーな感じがして気になるのだが、どうしていいのか分からない。気にして時々「だ。である。」文体から逸脱してお茶目(?)になっているのが、かえって痛々しいような・・・
でも、気にしだすと何も書けなくなってしまうので、まぁそういう時期もあったという記録を残すことに価値を見出すことにして、また書いてみる。

昨日『The Girl of Integrity』の一節をモットーにしようかななんて書いてしまったけれど、未聴の方にはなんとなく誤解が生じそうだし、お聴きになっている方には「何言ってんの?」と思われそうで気になっている。
なんとなく、楽曲のもつあのインパクト、カッコよさを歪曲しているような気がして・・・
「歌詞に励まされる」とかそういうのとは対極にある(と思う)楽曲なんですがー
しかしながら歌詞のほうも、究極的にカッコいいと思ってもいるので(タイトルのintegrityという英単語からしてすごくないですか)、あえて書いてみたのであった。

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読み終わった文庫本
『小さいおうち』(中島京子 文春文庫)
列車内で読むものがなくなって急遽狭い本屋の少ない選択肢からたまたま選んだのだった。
豊崎由美さんが書評で褒めていたのが、なにか意外なような気がして覚えていたのだが。
たしかにこれはおもしろかった! こういうのが書けるのって作者としても嬉しいだろうな。
山田洋次監督で映画化されるそうで、どうなるのか楽しみ。

『孤独と不安のレッスン』(鴻上尚史 だいわ文庫)
この本を真に必要としていた若い頃のことを思い出して心がヒリヒリしたり、そこからどういう経緯をたどって今現在はニセモノの孤独に苦しまなくなったんだったかなと振り返ったりしてみた。
そして今ちゃんと孤独に向き合えているかなと思ったり。
孤独でも寂しくならないものだから、周囲に「おみやげ」渡してないなと思ったり。

『生きていてもいいかしら日記』(北大路公子 PHP文芸文庫)
今かなり前向きモードでいるのに、自堕落高齢独身女のエッセイってどうかしらと思わないでもなかったんだけどなんとなく気が向いて買ってみた。
おもしろいよ! なんだろう。やっぱり才能というものかしら 類似女性エッセイとは一線を画している、と思う。軽く嫉妬すらしたりして
で、文庫の帯に女優の長澤まさみさんがお薦めしてて「彼女はそっちの方向にいくのかな・・・まだ若いんだし結論を出すのは早いだろうに」と(ちょっと分かりづらいですが^^;恋愛小説とかじゃなくてこの本ってところが)思ったんだけど、ちょっと検索してみると、同じく女優の栄倉奈々さんもお薦めしている!
へー・・・とかなりびっくりしたんだけど、そういえば、私事ですが、私が中野翠さんの本を読んで「!」と思ったのって24歳頃だったなぁー
上記の女優さん達も、そういうお年頃なのかなー・・・なんて
どういうお年頃なのか書き出そうとすると、ものすごく考えてしまうので、一旦これにて。