宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

ラジオはラジカル

2013年08月19日 | 音楽
自分のほぼ日手帳をめくってみると7月25日のことだったんですけど
(なんでも書いておくと、やっぱり便利ですね)
夕方、車のラジオでたまたまNHK-FMを聴いていたんですよ。
「ヒロシです」の芸人ヒロシ氏が案内役をやっていた。

後でネットで調べてみたら「とことん○○」という番組の再放送らしく、この日は
「とことんやさぐれ・ふてくされソング」
と題されていた。

プレイリストを見ると、私が聴き始めたのは5曲目から

05. びんぼう / 大滝詠一
06. 住所不定無職低収入 / 細野晴臣
07. ほうろう / 小坂忠
08. 塀の上で / はちみつぱい
09. いかんともしがたい男 / ユニコーン
10. ファンカゲリヲン / スガシカオ
11. ずっと好きだった / 斉藤和義

というラインナップ

「ほうろう」のオリジナルヴァージョンってほとんどはじめて聴いたような。
矢野顕子さんがカヴァーしてるのは相当矢野節が入ってるんだろうなと思っていたけど、ほとんどオリジナルと一緒だったのね。
このグルーヴ(っつーんですか)はすごい!

というのもあるんですけど、ここで特筆したいのは、「ファンカゲリヲン / スガシカオ」ですよ!

「6月」という歌詞で始まるんだけど、歌詞と共にサウンドも歌声も「6月」って感じなんですよ。
わー季節感あるなー、というのが第一印象。
(季節感なんつーと、未聴の方にはすごい誤解がありそうだけど)
と、同時にこのゾワゾワくる感じ。
うわうわナニコレ?
で、サビの「破壊してよ」のリフレイン、
ぞぞぞぞ、でもこれまさに6月の心象風景だよねー

ってな感じで、なんか忘れられず、でもその時は「ファンカゲリヲン」というタイトルを覚えられず、とりあえずツタヤでベスト盤をレンタルして聴いてみたのだった。

わーやられた。
スガシカオ、聴いたことなかったんですよ。
会社勤務経験を経てのデビューってのと「ご飯に胃薬をかけて食べていた」と言っていたのは覚えているが。
村上春樹が言及してるってことで、私も村上読者なので興味はあったんだけど、でもなんか春樹さんが書いてるからって聴くのもな、みたいなつむじまがりなところもあったりして。

『アフターダーク』に「バクダン・ジュース」が出てくるんですって、読み返してみなければ。
(暑さや諸々のためなかなか本棚に手が伸びず・・・^^;)
「ファンカゲリヲン」って「バクダン・ジュース」と系統的に似てるよねー。

ちょっとまだ聴き始めたばかりなんだけど、聴いた中では「コノユビトマレ」もすごいなーと思った。
ステージの真ん中に立つ人のカリスマっつーか、包容力というか責任感というか、を感じた。
私は、うっかり人に声かけて後で責任とりたくないなーと思っちゃうもんで・・・

で、ご本人のブログ「コノユビトマレ」もおもしろい。
っつーか、なんておもしろい人なんだ!
このブログと、ファンの方?による雑誌のインタビューなどを転載したブログを夜な夜なちょっとずつ読むのが目下の楽しみ^^

ラジオってやっぱりいいなー
ヒットチャートじゃない、独自構成の音楽番組っていいよねー
ほらやっぱり、世の中の流れと自分の中の流れとでは時差があるからさー
スガ氏は、独立後の現在、メディア露出が少ないそうだけど、そういうときでも届くときべきに届いちゃうもんなんだよね。ラジオでたまたま流れてたりすると。
ってことで、とりあえず、タイトルとつじつまを合わせてみる(?)