宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

今年もモリコロパークへ

2014年07月24日 | にわかフィギュアスケート
(7月30日記)

先のお楽しみがあると、目の前のことをがんばれるといいますが、このお楽しみ設定のインターバルがだんだん狭まっているような気がする・・・長丁場のがんばりがきかない今日この頃^^;

というわけで、今年も行ってきました!
THE ICE 2014 @愛・地球博記念公園内アイススケート場

24日が休みになったので、急遽チケットを求めて、今回初めて「ゆずります・もとめます」系のサイトを利用してみたのだった。
いろいろ思うところや不安もあるけど、ともあれ、良い対応をしてくださった方から、定価(+手数料)でチケットを譲り受けることができた。
当日、もったいない空席があったのを見ると、やっぱり直前まで求めている人の手に適正価格でチケットが渡る手段はあるべきだなーと思ったことであった。

さてさてしかし、そこまでしてアイスショーを観に行く価値があるのだろうか、アイスショーの価格はそれ自体適正といえるのか? と開演直前までちょっと自問したりもしたのだが。

出演者の方々がぱーっと現れた瞬間、YES!ナマで観る価値大有り!本当に来て良かった!!とちょっと涙目に。
いやーもう、なんなんでしょうねー。
去年も書いたけど、出演者が全員私の中では大スター!なせいもあるかもだけど。
まっさらな氷の上をスケート靴がすーっと滑っていくのって、なにかこう魔法のような感じがあるのでしょうか。
その後は、文字どおり夢のような時間でした。

夢のようだったので、細かい記憶がおぼろげになってしまっているのだが^^;
印象をざっと書くと、オリンピックシーズンを経た後だからか、あらたな気合が入っているなと思う演技が多かった。
この日だけ出演の宇野昌磨くん、小ささが気にならずカッコイイ滑りで今日観られてよかったと思った。観客にバラを渡すときの動作表情も決まっていた^^
村上佳菜子さん、すごく良くて、思わずこの日最初のスタンディングオベーション。
宮原知子さん、無良崇人くんも気合入ってる感じがした。
(無良くん、コラボナンバーでは、女をはべらすイイ男ふう?の役割が多くて、笑っちゃいけないがほほえましい^^)
コフトゥン、去年はヤンチャだった気がしたが、今年はなんだか真面目で真摯なふうになっていて印象が変わった。
小塚崇彦くん、評判はネットで見ていたが、技術の確かさと情熱が伝わるフラメンコすごくよかった! なんつーか新境地?
今回のキャストにおける目玉のひとつはパトリック・チャンだと思うが、もちろん私も注目していた。そして期待を裏切らぬすばらしいスケーティング、新作音楽も私好みで、あー今期試合に出ないんだよねー残念。終演後聞こえてきた会話に、わー熱いファンがついているのねと思う。
スケーティングといえば、小塚、アボット、チャンのコラボによる Take 5 もよかったなー。
ちょっともう、ソロでも目で動きを追うのが大変なのに、グループナンバーだとほんとにもう、あっちを見たらこっちを見逃すし、一体どうしたらいいの!?とクラクラしてくる。霞か夢かという印象を残すのはそういうのも一因かも。
ニュースでも流れていた、浅田舞・真央姉妹によるアナと雪の女王も、ほんとにステキだった。涙でた。時間が短かくて残念。
題材かぶっちゃったけど、グレイシー・ゴールドのアナ雪も、ぴったりでよかった。
休憩中遅れてきた女子高生みたいな子たちが「グレイシー見逃しちゃった?」と心配そうで(まだ出てないよと言ってあげたかった)「グレイシーほんとかわいいよね」と言い合っていた。やっぱりあのビジュアルは人気あるよね。特に若い子には。
そういえば、ネットでは激太り?なんて言葉もみたけど、全然そんなことなかった。
ソトニコワも、オリンピック金メダルに恥じない貫禄すら感じる演技だった。彼女は年齢重ねて真の女王になれる人だと思う。あ、そういえば音楽は、編曲違うけどプルシェンコが2010年に演っていたのと同じ Je suis malade だよねー。あの曲ロシアでは人気あるのかしら。

浅田真央さんの新作ゴスペル音楽の、衣裳のせいかふくよかに見えたけど、そのためか、ゴスペルながら、鳥毛立女屏風とか、古代の天女像をあとで想起した。あー日本中が真央ちゃんに注目するのって(10代のころはともかくここ数年は)こういう神々しい日本女性の原点みたいなものを核に感じるからってのもあるかなー、などと思った。振り付け自体は「スマイル」の進化系かな、って感じだったけど、可憐、キュート、というのとは違う、おおらかで大きなものを感じた。
一方、バトルとのコラボ「ボレロ」では、冒頭、え、これも真央ちゃん?って思うような、清新なエロスすら感じた。

書けなかったほかの出演者の方々もほんとによかった。
あー中京テレビでは完全版が放映されるらしくうらやましいー
テレビとナマは違うと思うのだが、やはり映像でゆっくり見ておぼろになった記憶と融合させたい。
そしてつるっつるのスケートリンクを見て、やっぱり冬はスケートを滑りに行こうと思うのであった。