宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

まだまだ続くよ

2019年01月06日 | テレビ・ラジオ・映画など
大河ドラマ「いだてん」の後、NHKスペシャル「サグラダ・ファミリア 天才ガウディの謎に挑む」も観る。
サグラダ・ファミリアの日本人デザイン監督・外尾悦郎さんといえば、『バルセロナ石彫り修業』(筑摩書房)の著者である。
『バルセロナ石彫り修業』は、同年代の方は覚えているかもしれないけど、1986年の読書感想文全国コンクールの課題図書だったのである。
(ちなみに高校生の部のもう一冊の課題図書は倉本聰『ニングル』)

こういうきっかけがなかったらサグラダ・ファミリアに興味を持つこともなかったかもしれないので、あながち読書感想文の宿題を悪いものとも私には言えないのである。

とは言っても、読んだ当初も忘れられない強い感動を覚えたというわけではなかった。
夏休みの終わりにとにかく原稿用紙を埋めて提出し、それっきり忘れていた。
年度末の図書館誌に私の読書感想文が掲載されていなかったら、思い出すこともなかったと断言できる。

他の人たちの作文はコンクール出品作だったが、私のはそうではなかった。たぶんページ数確保のための埋め草だったのだろう。(後日付記:おそらく編集方針として課題図書の感想文は入れるつもりだったが、人気脚本家倉本聰氏の本の方に人気が集中して、こちらの本を選ぶ生徒は少なかったのではないか。そもそも課題図書ではなく自分で選んだ本で書いた生徒が多かったらしい)掲載されると知らされていれば書き直したのに、いかにも規定枚数に達することだけが目標の、一発書きのそのまんま・・・赤面するしかない文章であった。しかし、推敲が無い分、素の自分のナマな感情が表れている部分もあり、それゆえ、その後、折に触れて思い出すことになったのであった。そういう意味では当時の図書館担当の先生にも感謝である。

高校生の頃の私は気持ちが内向きでコミュニケーションにも悩んでおり、外国なんて行けそうにないと暗くなっていたのだが、その後いろいろあって、バルセロナに行ってサグラダ・ファミリア教会を見ることもできた。
でも、そこでやっと達成できたとか大団円みたいな気持ちはなかったなー。

とにかく、本を読んでから30年以上経つが、その間、外尾さんがずっとサグラダ・ファミリアの建築に携わっておられたこと、日々着々と作業が進められていたこと、そして、これからもサグラダ・ファミリアの建築は続いていくことに、うーん、なんだろう・・・(ここでうまいこと締めくくれないのが私(>_<)
長い長いプロジェクトっていいものだなー・・・
(郊外に広大な実験場があったり、コンピューターもたくさんあったり、巨大プロジェクトになっていることにも驚いたが)

似ている2/お多福顔

2019年01月06日 | テレビ・ラジオ・映画など
似ているといえば、矢野顕子さんのアルバム「ふたりぼっちで行こう」のメイキング映像での細美武士氏を見て、俳優の古田新太氏に似てないか!?と思ったのだが、ネットで両者の画像を見ると、特に似てもいない。
忘れることにしたのだが、今また思い出して、諦める(?)のももったいないような気がして、書いてみる次第。
曲のタイトルじゃないけど、今後やさぐれ感が増すと、似てくると思うんだよね。気をつけていただきたい(?)

「似ている」で思い出した、心惹かれる顔について。
録画分の視聴がまだ追い付いていないのだけれど、Eテレの語学講座「旅するフランス語」が楽しい。
パリ(後半はリヨン)の風景と「食」がテーマという興味もあるけど、出演の黒木華さんがウキウキしている様子を見て「かわいいなー若いっていいなー」とほほえましく思っている自分がいる。
女優さんだから表情が豊かなところがいいのだろうけれど、顔立ち自体に心惹かれるものがあるような。
と、いうのは、唐突なようだけど卓球の伊藤美誠選手を見たときも、何か他の選手にはない心惹かれるものがあり、なんでかなと思うに、あのおでことほっぺたがつやつやとはりだしているところがいいのかな、と。
黒木華さんもそういう点では同方向の顔立ちだ。
ひょっとしてそういう顔立ちを「おたふく顔」というのかもしれない。
しもぶくれではなくて、あごにかけてのラインはシュッとしているからちょっと違うかもしれないけど、現代的「お多福顔」ということで、見ていて幸福感があるのかも。