宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

週報(12/30~1/5)

2023年01月05日 | 週報

写真はNHKEテレ「2355-0655 年越しをご一緒にSP」での「たなくじ」。

昨年知ったのだけど、パラパラ切り替わる画面を瞬間撮影して占う画期的おみくじ。もはやドキドキしたくないなぁと思ってしまうけど、いろんな出会いを楽しみにしようっと。画面隅「2023」の文字が入らず何年か分からなくなってしまったのが悔やまれる。田中さん、ウサギのかぶりものがほしかったな…

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さて「紅白歌合戦」について、いろいろネット記事があがっていて興味深く読んでいるけど(特に堀井憲一郎氏の「誰がパフォーマンス時間を長く与えられたのか」)、やはり個人的感想を。

東京スカパラダイスオーケストラがオープニングに「愛の讃歌」を、坂本冬美さんの「お祭りマンボ」にも参加、というニュースには、ちょっとドキドキしていたのだけど、進行早いし舞台上に人が多すぎて…せっかくの出演なんだからもうちょっと一人一人にカメラを向けてほしかったなー…やっぱり「歌」がメインだからしょうがないかな。

それ以外は、全体にとても楽しく満足度高かった。

思い返せば、たしかに進行急ぎすぎ盛り込みすぎな感はあったけど、いやー私がことさら司会者の切り込みに感動してしまうのは、自分が人の話や盛り上がっている雰囲気を遮るのがすごく苦手だからなんだなーと気づいた。(そのために優先事項をダメにして怒られたこと多数…)。

橋本環奈さんや桜井翔さんがすっと流れを戻して前に進めていく様子に、サッカーにおける相手方のパスやドリブルを華麗にカットする姿を彷彿したりして。接触プレーぎりぎりなのよ。一瞬のスキに切り込むのよ。

自分がミーハーなだけだけど、知らなかったグループやK-POPアイドルのステージもそれぞれ興味深かった。女の子のグループは挨拶の仕方も似てたりしてどこに違いがあるんだろうと思ったりするけど、振り返れば80年代のアイドルたちも、当時の年配者は、髪型も話し方も似ていて見分けがつかないと思っていたんだろうなー…

どれが一番ということはなかったのだけど、歌詞を印象的に感じたものをいくつか。

これを挙げるのはちょっとイヤだったりもするけど、

・日向坂46「キツネ」

ライブで盛り上がる曲と言っていたけど、2022年「きつねダンス」というくくりがなければこの曲がファン以外に知られることもなかったわけで、「さすが秋元康」と、本人たちのパフォーマンスよりも感心してしまったのが、不本意だった。

アイドルの歌としては「なんてったってアイドル」級に名曲なような気がする。

・SEKAI NO OWARI 「Habit」

興味なくて知らなかったのだけど、いい曲、いい詞。現代を象徴している。

レコード大賞受賞も納得。

・篠原涼子「愛しさと せつなさと 心強さと 2023」

「遠い空を あの日眺めていた

やりかけの青春も 経験も そのままで」

のところ。

青春時代(94年紅白は個人的に印象深い)に聴いた曲のこのフレーズを今聴くといろいろもの思うなぁー…「やりかけの青春」…(しかし、この歌詞が全体に何を言いたいのかはよく分からないけど…)

・松任谷由実with 荒井由実「卒業写真」

「あなたは私の 青春そのもの」

紅白で聴く歌や歌手の姿が、「卒業写真」の歌詞に当てはまるという人も多いのではないか。紅白歌合戦の場で聴くことが意義深い。ある意味紅白出場者選出理由を代弁していたりもして。

あと、

MISIA 「希望のうた」

作詞・作曲は矢野顕子さん。矢野さんが歌ったらまた全然違う感じになるんだろうなー。

MISIAの歌唱には否応なく涙ぐんでしまった。

Kinki kids での山下達郎さんからのメッセージとか、純烈(ダチョウ倶楽部・有吉弘行)「白い雲のように」とか、企画枠とかいろいろ書きたいけど、それぞれ詳しい記事が挙がっていそうなので割愛。あ、加山雄三氏の歌唱は良かったな。観客を味方にして。お客さんの前だと声が出ると別番組で言っていた。そういえばアイドルは観客の中にいてこそ輝くんだなーというのも発見だった。

「桜衣装=櫻井翔」の謎解きと「プロの取り巻き」には不覚にも感心してしまったので、書き残しておこう。

そうそう、あいみょんやヒゲダンの紹介時、前々回まで司会のウッチャンを思い出し、あらためてウッチャンの功績を思った。手詰まりだった紅白の新しい一歩という感じがしたのだった。大泉洋という逸材が続き、今回は橋本環奈さんと、人材はいるものだ。自分は前例にとらわれがちなので、新鮮な切り口がハマるとすごく感心する。