宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

読んでいる本これから読む本

2023年12月15日 | 

買って読んでいる本があるのに、また買ったり、図書館で借りたりして、1冊をしばらく読み進んでは他の本もめくってみるという今日この頃。覚え書き。

『わたしの香港 消滅の瀬戸際で』(カレン・チャン 古屋美登里 亜紀書房)

(上京のおり何か本を買おうと思ってアンドレイ・クルコフの『侵略日記』との間で迷ったのだけど、周庭さんカナダ亡命のニュースが影響したかも。かなり厚い本なのだけど読み進めずにはいられない。)

『この30年の小説、ぜんぶ 読んでしゃべって社会が見えた』(高橋源一郎 斎藤美奈子 河出新書)

『何が何だか』(中野翠 毎日新聞出版)

『語学の天才まで1億光年』(高野秀行 集英社インターナショナル)

『月と散文』(又吉直樹 KADOKAWA)

(図書館で、ずっと貸出中だったのだけど、ふとした折に検索したら貸出可だったので借りてくる)

『六角精児の無理しない生き方』(六角精児 主婦の友社)

(図書館で目に留まらなかったら読むこともなかったかもしれないので^^;ラッキーだった。あっでも良書の予感)

加えて

『戦争と平和 3』(トルストイ 望月哲男訳 光文社古典新訳文庫)

(図書館で借りて、延滞していたのでいったん返却。しばらくしたらまた借りようと。タイトルへの先入観に反してびっくりするほどおもしろい。あらゆる感情が的確に言い表されていて、文豪の呼称に偽りなし(古典あまり読んでないもので^^;)。3巻はアンドレイとナターシャの恋路について。が、裏表紙の惹句によるとナターシャはこの先浮気…? というところまで読んだ。)


解像度

2023年12月15日 | 昔はなかった言葉

「解像度」という言葉自体は昔からあったのだろうけれど、一般的に使われるようになったのは、デジタルカメラの普及に伴ってのことと思われる。

そして次第に、直接的に画素数の多さを示す以外に「クリアになる。はっきりと分かるようになる」ことの比喩表現としても、多くの人にとってしっくりとくるものになってきた、ような気がする。

先月の話ですが、

11月26日放送の「日曜日の初耳学 King Gnu × 林修」(TBS系)で、King Gnu 常田大希さんが「自分と、音楽にそこまで触れていない人との、耳の解像度の誤差」について話していた。

たくさんの音から構成されている音楽を、製作者はその一つ一つを把握しているわけだが、私のような耳が肥えていない聞き手は、漠然とまとまった音として聴いている。

なるほどー。すごく分かりやすく腑に落ちたので、ここに書いてみた次第。

音楽に限らず他のことでも同じように言える。

解像度が低い人を切り捨てず、かといって迎合することもなく、間口を広くして、解像度を上げていくきっかけをつくってくれる作り手が、やっぱり好きだな。

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King Gnu といえば、11月29日にアルバム「THE GREATEST UNKNOWN」が発売され、それに伴ってのテレビ出演のようだ。

買いましたよ アマゾンで。予約購入したんですよ。初回生産限定盤を。

「ツアーのチケット先行受付シリアルナンバーが入手できる特典も」に魅かれたことも大きい。

が…なぜか漠然とアルバムの中にシリアルナンバーが封入されているものと思い込んでいた私、アルバムが届いてがーんとショックを受ける。…11月になってふとサイトを覗いたらもう見切れ席が発売になっていておかしいとは思っていたのよね… まだ名古屋会場は受付をしていたので、ローソンチケットで申し込んでみたもののあえなく落選。

まぁ…アルバム予約以降はすっかり忘れていた程度の私なので(apple musicでは聴いていたけど)しょうがないか…私が次のチャンスを得るためにも充実のバンド活動を続けていただきたいものだ。

それはそれとして、新アルバムに込められた熱量には圧倒された。

配信で既に聴いていた曲もアレンジがみんな変わっているし、全部がすごい全21曲!

限定盤のパッケージ、歌詞カードにも、ああ…涙が出るくらい、なんていうのかなぁ、できるかぎりのもの全部をここに込めたんだなぁー。(つい言ってしまうけど)これが若さというものなんだなぁー「尊い」ってこういうときに使うのかもなぁー…と感慨があった。ファンにとっては宝物だ。

が…「終活」「断捨離」が気になる年頃を実感して、複雑な気持ちになったのも事実^^;

(「月曜日の初耳学」出演のとよた真帆さんほか、そういうお年頃のファンも多いようだけど、ガチファンはそんなことないのか)