妖精王・8
昴「妖精の仕事については理解できたか」
透明「うん大体は」
昴「でも、今までの話の流れでは、人間の生活と
妖精の仕事に接点は少なく感じたんじゃない」
透明「う~ん、まあ、自然を守ってくれている時点で
人間にも恩恵はあると思うけど、直接的では
ないかもしれないね」
昴「実は、妖精達の仕事の中には、人間と
切っても切れない重要な接点があるんだよ」
透明「えっ」
昴「それは、土地からの恩恵を人間が受けて
生活していること」
透明「」
昴「本来、妖精というのは卵から産まれると外界へ移動し、
自分たちの属性に合わせた環境に住処(すみか)を
求めるようになる
もちろん妖精が住む場所だから自然的な環境が
きちっとしていなければ住むことができない
そこで人間が昔からおこなってきたのが、
法陣を敷き、妖精が住める環境を提供すること
その代表例がご神木なんだ」
透明「あっそうか」
昴「神社やお寺には、必ずご神木があるよね
透明は不思議に思ったことないか
ご神木は神の宿り木といわれ、昔から大切に
されてきたモノそこに法陣となるシメ縄をし、
ご神木を清める
まあ、勘の良いお前なら気づいたと思うけど、
要するにご神木は、妖精が天界にいる
精霊になれるように施した妖精達の家であり、
卵を産める環境でもあるんだ
だからここにも人間が妖精と共存している証が
あると言う訳なんだよ
そして大切なことは、このご神木があることで
妖精たちが集まり、妖精本来がもつ力の恩恵を
人間も得ることができるようになる
それは、妖精の存在する場所は、土地からの栄気
が数段良くなり、そこに住まう人間や訪れた人の
運気が格段に上がるという恩恵につながる」
透明「なるほど~~~っ何だか、色々なことが
つながってきた」
昴「だから、妖精はその存在自体で人間への影響を
はらんでいて、相互の関係が保たれているという
ことなんだ」
透明「は~ぁ色々なつながりを考えると、本当に
この世の中は上手くできているんだな~
ところで、さっき言ってたことだけど・・・。」
昴「ああ妖精の視える場所ね」
透明「うん」
昴「透明は知ってると思うけど、京都の大原三千院へ
行ったことあるか」
透明「うん京都に行ったら、よく寄るけど・・・。」
昴「あそこのたった一カ所だけど、妖精の住む次元と
人間が住む次元の接点が存在するんだ」
透明「ま、マジでどこどこ」
昴「大原三千院の庭園を過ぎですぐの場所
庭園を見る位置から、左の方にお堂を
左に折れる角の場所に小さな水溜がある
そこに境界線が存在する
肉眼で視るには、一番視やすい場所だけど、
普段は皆、白い小さい小虫程度にしか
とらえていないんじゃないかな
それだけ小さい妖精だから、よ~く視ないと
いけないけどね」
透明「そうなんだその境界線ていうのは、
他にも存在するの」
昴「まあ、いくつかはあるけど、他のところは
大概、聖域になっていて入れないことが多い
と思うよ」
透明「今度行ったときには、よ~く視てみよう」
昴「さてと、妖精についてはこんなもんかな」
透明「ちょっとだけ、質問してもいいかな」
昴「」
次回都市伝説の謎に迫ります
続く・・・。
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昴「妖精の仕事については理解できたか」
透明「うん大体は」
昴「でも、今までの話の流れでは、人間の生活と
妖精の仕事に接点は少なく感じたんじゃない」
透明「う~ん、まあ、自然を守ってくれている時点で
人間にも恩恵はあると思うけど、直接的では
ないかもしれないね」
昴「実は、妖精達の仕事の中には、人間と
切っても切れない重要な接点があるんだよ」
透明「えっ」
昴「それは、土地からの恩恵を人間が受けて
生活していること」
透明「」
昴「本来、妖精というのは卵から産まれると外界へ移動し、
自分たちの属性に合わせた環境に住処(すみか)を
求めるようになる
もちろん妖精が住む場所だから自然的な環境が
きちっとしていなければ住むことができない
そこで人間が昔からおこなってきたのが、
法陣を敷き、妖精が住める環境を提供すること
その代表例がご神木なんだ」
透明「あっそうか」
昴「神社やお寺には、必ずご神木があるよね
透明は不思議に思ったことないか
ご神木は神の宿り木といわれ、昔から大切に
されてきたモノそこに法陣となるシメ縄をし、
ご神木を清める
まあ、勘の良いお前なら気づいたと思うけど、
要するにご神木は、妖精が天界にいる
精霊になれるように施した妖精達の家であり、
卵を産める環境でもあるんだ
だからここにも人間が妖精と共存している証が
あると言う訳なんだよ
そして大切なことは、このご神木があることで
妖精たちが集まり、妖精本来がもつ力の恩恵を
人間も得ることができるようになる
それは、妖精の存在する場所は、土地からの栄気
が数段良くなり、そこに住まう人間や訪れた人の
運気が格段に上がるという恩恵につながる」
透明「なるほど~~~っ何だか、色々なことが
つながってきた」
昴「だから、妖精はその存在自体で人間への影響を
はらんでいて、相互の関係が保たれているという
ことなんだ」
透明「は~ぁ色々なつながりを考えると、本当に
この世の中は上手くできているんだな~
ところで、さっき言ってたことだけど・・・。」
昴「ああ妖精の視える場所ね」
透明「うん」
昴「透明は知ってると思うけど、京都の大原三千院へ
行ったことあるか」
透明「うん京都に行ったら、よく寄るけど・・・。」
昴「あそこのたった一カ所だけど、妖精の住む次元と
人間が住む次元の接点が存在するんだ」
透明「ま、マジでどこどこ」
昴「大原三千院の庭園を過ぎですぐの場所
庭園を見る位置から、左の方にお堂を
左に折れる角の場所に小さな水溜がある
そこに境界線が存在する
肉眼で視るには、一番視やすい場所だけど、
普段は皆、白い小さい小虫程度にしか
とらえていないんじゃないかな
それだけ小さい妖精だから、よ~く視ないと
いけないけどね」
透明「そうなんだその境界線ていうのは、
他にも存在するの」
昴「まあ、いくつかはあるけど、他のところは
大概、聖域になっていて入れないことが多い
と思うよ」
透明「今度行ったときには、よ~く視てみよう」
昴「さてと、妖精についてはこんなもんかな」
透明「ちょっとだけ、質問してもいいかな」
昴「」
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