妖精王・9
透明「昴は都市伝説って知ってる」
昴「何それ」
やっぱり、普段山奥で仕事をしている
昴は、世俗に疎いみたいだ・・・。
透明「う~んと簡単に言うと、世の中の
不思議とか、まことしやかに囁かれて
いる噂の類なんだけど、そこに
妖精の目撃情報や、これは妖精?的な
事柄が結構あって・・・。」
昴「ふ~ん、まあ、妖精がかかわっている
ものなら、答えられると思うけど・・・」
透明「それじゃ~、最初の質問」
昴「お、おう」
透明「町中で、小さいおじさんの目撃情報が
結構あるんだけど、それって妖精」
昴「小さいおじさん
う~ん、小さいおじさんと言えば、
ノームかな」
透明「ノーム」
昴「ノームは、茶土の妖精で容姿的にも
小さいおじさんに視えると思うよ
ただ、日本には各所限定的な場所にしか
いないから、どうかはわからないけど
まあ、もしその小さいおじさんが
妖精では無い存在だとすれば、小鬼かな」
透明「まあ、確かにその線も考えられるね
小鬼なら、人の想念から発生する存在だから
可能性は高いかも」
昴「まあ、妖精であれば触れることも次元が違う
からできないし、会話も普通はできない
だろうから、会話や触れることができるのなら
小鬼の線が濃厚なんじゃないかな」
透明「そう言えばさ~妖精って次元が違う場所に
存在しているっていってるけど、なんで
葉っぱやお前は触れられるの」
昴「それは、自然物は次元の狭間に存在している
からだよ」
透明「」
昴「もともと人間もその狭間の住人だったんだ
自然の流れに身をゆだね、その流れの恩恵を
受けて生活していたからこそ、人間は身体の
構成自体、自然物に近い存在だったんだ
でも、人間は知能を身につけ、自然物としての
存在から創造者となることを選んだ
その為、人間は無から有を作り出す力を手に入れ
自然界とはかけ離れた次元へ徐々にテリトリーを
広げていったんだ」
透明「なるほど・・・でも、それじゃ~昴はどうなの
お前も人間じゃん」
昴「俺は、いや俺の目は自然物の構成から外れる
ことはない代物なんだよ
この妖精眼は、ある意味妖精と同じエネルギーで
できている・・・って先生に言われたことがある」
透明「妖精と同じ・・・だから、お前は妖精が触れたり
話したりすることができるワケか・・・。」
昴「まあ、原理自体は俺もよくわかっていないんだけどな」
透明「なるほど・・・。」
昴「もうこれくらいでいいか」
透明「あっもう一つだけ」
昴「」
透明「妖精って、皆小さい人間の形をしているの」
昴「いや全然
コロボックルみたいな人間と密接な子は人型が多いかな
ティンカーベルみたいな羽のある妖精は光属性の妖精
羽が羽ばたけば光の残像が舞う姿からよく人間に見つかる
こともあるみたいだけど
その他の種族では、動物のような種族や虫のような種族も
数多くいるし、物体として決まった形のない妖精もいる
今現時点では、人型種は少ないくらいだよ」
透明「そうなんだ意外と視てても妖精とわかっていない
こともありそうだね
俺の認識では、人型が普通と思ってたからビックリ」
昴「まあ、先入観もあるだろうからね
さてそろそろさっきのコロボックルを送って
やらなくちゃ」
透明「昴ありがとうね
何だか色々、疑問に思っていたことがわかって
スッキリしたよ」
昴「はぁ~俺も久しぶりにしゃべりすぎたよ
まあ、タメになったなら良かったけどな」
そう言うと、昴は工房の裏庭へ足を運ぶ・・・。
しかし、この後
予想もつかないことが巻き起こる
続く・・・。
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昴「何それ」
やっぱり、普段山奥で仕事をしている
昴は、世俗に疎いみたいだ・・・。
透明「う~んと簡単に言うと、世の中の
不思議とか、まことしやかに囁かれて
いる噂の類なんだけど、そこに
妖精の目撃情報や、これは妖精?的な
事柄が結構あって・・・。」
昴「ふ~ん、まあ、妖精がかかわっている
ものなら、答えられると思うけど・・・」
透明「それじゃ~、最初の質問」
昴「お、おう」
透明「町中で、小さいおじさんの目撃情報が
結構あるんだけど、それって妖精」
昴「小さいおじさん
う~ん、小さいおじさんと言えば、
ノームかな」
透明「ノーム」
昴「ノームは、茶土の妖精で容姿的にも
小さいおじさんに視えると思うよ
ただ、日本には各所限定的な場所にしか
いないから、どうかはわからないけど
まあ、もしその小さいおじさんが
妖精では無い存在だとすれば、小鬼かな」
透明「まあ、確かにその線も考えられるね
小鬼なら、人の想念から発生する存在だから
可能性は高いかも」
昴「まあ、妖精であれば触れることも次元が違う
からできないし、会話も普通はできない
だろうから、会話や触れることができるのなら
小鬼の線が濃厚なんじゃないかな」
透明「そう言えばさ~妖精って次元が違う場所に
存在しているっていってるけど、なんで
葉っぱやお前は触れられるの」
昴「それは、自然物は次元の狭間に存在している
からだよ」
透明「」
昴「もともと人間もその狭間の住人だったんだ
自然の流れに身をゆだね、その流れの恩恵を
受けて生活していたからこそ、人間は身体の
構成自体、自然物に近い存在だったんだ
でも、人間は知能を身につけ、自然物としての
存在から創造者となることを選んだ
その為、人間は無から有を作り出す力を手に入れ
自然界とはかけ離れた次元へ徐々にテリトリーを
広げていったんだ」
透明「なるほど・・・でも、それじゃ~昴はどうなの
お前も人間じゃん」
昴「俺は、いや俺の目は自然物の構成から外れる
ことはない代物なんだよ
この妖精眼は、ある意味妖精と同じエネルギーで
できている・・・って先生に言われたことがある」
透明「妖精と同じ・・・だから、お前は妖精が触れたり
話したりすることができるワケか・・・。」
昴「まあ、原理自体は俺もよくわかっていないんだけどな」
透明「なるほど・・・。」
昴「もうこれくらいでいいか」
透明「あっもう一つだけ」
昴「」
透明「妖精って、皆小さい人間の形をしているの」
昴「いや全然
コロボックルみたいな人間と密接な子は人型が多いかな
ティンカーベルみたいな羽のある妖精は光属性の妖精
羽が羽ばたけば光の残像が舞う姿からよく人間に見つかる
こともあるみたいだけど
その他の種族では、動物のような種族や虫のような種族も
数多くいるし、物体として決まった形のない妖精もいる
今現時点では、人型種は少ないくらいだよ」
透明「そうなんだ意外と視てても妖精とわかっていない
こともありそうだね
俺の認識では、人型が普通と思ってたからビックリ」
昴「まあ、先入観もあるだろうからね
さてそろそろさっきのコロボックルを送って
やらなくちゃ」
透明「昴ありがとうね
何だか色々、疑問に思っていたことがわかって
スッキリしたよ」
昴「はぁ~俺も久しぶりにしゃべりすぎたよ
まあ、タメになったなら良かったけどな」
そう言うと、昴は工房の裏庭へ足を運ぶ・・・。
しかし、この後
予想もつかないことが巻き起こる
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