


円「えっ、え~っと
・・・もしもし




アレをどう見たら女の子に成るわけ
」

透明「あれっ
違うの




女の子だよね
伊能さん
」


伊能「ば、バカなことを

僕は、男だ 
」


円「と、透明
あんたまさか、さっきの呪詛で頭が
」



透明「おいおい
自分の腕を信じろよ




伊能さん
どうして男の振りしてるの


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あっ
そ、そっか
ごめんごめん






今のは、気にしないで

伊能さ
もとい、伊能くんは男の子
だよね
」

だよね


伊能「ぼ、僕は、オナベじゃない
」


円「
」

透明「認めちゃったよ
」

伊能「
」


円「ちょ、ちょっと~
何でわかったの
」



透明「えっ
だって、伊能さんの能力って

古神道系・巫女の能力

つまり、巫力(ふりょく)が源だから

そりゃ~、男には使えないでしょ

穏行(おんぎょう)も完璧だし、あれだけの
穏行は、巫女の呪術形態がないと使えないしね
」

伊能「くっ
本当に頭にくるひとですねぇ~


僕が女だから手を抜いたんですか

そんな甘い考えでは、僕は捕まりませんよ
」

そう言うと、胸元から四枚の御札を取り出す

伊能「ブツブツ・・・急急如律令
」

突然、四枚の御札から式神が現れ呪詛溜まりに入る

透明「この子、陰陽もやるのか
」

「キィ~~~ッ
」「グ~~~~~ウ
」


「ギャッ
」「ゲァ~ッ
」


円「ひ、非道い
」


恐ろしい光景だった

式神を使って、呪詛溜まりを消し去った

当然、式神は脆く崩れ去る・・・それは即ち
式神の死に値するものだ

透明「カチ~ン
伊能
お前
」



伊能「正直痛いですねぇ~
こんなことで式を

四体も失うとは

まあ、今日は挨拶ですから、こんなモノで
」

透明「待て
」

伊能「待てと言われて待つ人はいないでしょ

それと、今回は予想外のことが多すぎましたが、
僕も、貴方に対しての認識を修正できました

次は、覚悟しておいてくださいね

それでは、また
魔女さんと占い師さん
」


そう言うと、またも薄路を破裂させた伊能は、
私達の前から姿を消した

円「もう許せない
私がとっつかまえてくる
」


透明「円
追うな
」


円「どうしてよ~
あんた、女に甘すぎよ~ 
」



透明「そうじゃない
」

円「
」

透明「女の子とかそう言う事じゃないんだ・・・。」
円「じゃ~
なんなのよ~
」



透明「何だか、似てないか
」

円「へっ
」


透明「俺たちにだよ
」

円「
」

透明「昔の俺たちに、何だか似てるんだ・・・。」
円「
・・・そう言えば、そうだね・・・。

でも、私達はあんな人様に迷惑かける
ことはしなかったわよ
」
ことはしなかったわよ

おいおい
十分私達に迷惑をかけた張本人が

言う言葉か~



透明「それは、先生がいてくれたからだろ
」

円「うっ
そ、それはそうだけど・・・。」

透明「まあ、安心しろ

さすがに最後のは、やり過ぎだ

私も珍しく頭にきた
次は真面目に相手をするから


もちろん、お仕置きもしなくちゃね
」

円「はぁ~
まっいいわ
あんたがそう言うなら



でも、私の前に現れたら、確実に息の根
止めてやる
」
止めてやる


彼女が、円にちょっかいをかけないことを祈りつつ



とんでもない一日が終わった

伊能・・・一体彼女は、何がしたいのか

まだまだ謎の多い人物だが、私を狙っていることは
間違いない
間違いない

この後、伊能との再会までには、1年以上の歳月を
要することになる・・・。
要することになる・・・。
完
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

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