哲学への道 ・5
うわ~っ目がランランと輝いてる・・・
透明「わ、私でわかることであれば・・・」
槙本「ありがとうございます
それでは、単刀直入にお聞きします
人間は何故、死を恐れるのでしょうか」
透明「えっ」
槙本「この題材は、正直、哲学者の中でも
意見がバラバラで、私もいつの日か
この事への答えを導き出したいと想って
いるのですが・・・・。」
透明「う~~~~ん・・・・難しいですねぇ~」
槙本「先生でも、やはり難しいですか」
透明「いや多分、私だから難しいのだと想います」
槙本「えっ」
透明「う~んと、これは哲学者さんにお話する
ことではないですし、信じてもらえるか
わからないことなのですが・・・。」
槙本「だ、大丈夫ですどんなことでも受け取ります」
透明「う~ん・・・簡単に言えば、私は死後の世界が
視えるのです」
視えるのです」
槙本「れ、霊感というやつですか」
透明「少し違うのだけど、同じようなモノなので、
その認識で良いと想います」
槙本「」
透明「私は、この能力をコントロールするために、
寺で修業をしてきた身なので、私が視ている世界と
宗教としての教え、つまり教えとしての死後の世界
を見比べてきてしまっているのです」
槙本「ということは、死という概念を視てきていると
言うことになるそ、それでは」
透明「私の言っていることを信じていくれるのであれば、
答えはあるということになります
しかし、それは難しいと想います・・・。」
槙本「えっどういうことですか」
透明「私が捉えている死という概念と、多くの人が持つ
死という概念が同じではないからです」
死という概念が同じではないからです」
槙本「」
透明「例えば、私の持つ、死という概念は、
そのことを視ることができる者の概念であって、
宗教色の強い教えとなってしまうのです」
槙本「」
透明「しかし、槙本さんが知りたいのは、哲学としての
死への概念です
視える者の概念と見えざる世界への人の概念は、
大きく異なります
ですから、すべての人が納得できる死という概念
そして、死への恐怖を、私が答えてしまえば、
それは理論でも何でもない、教えとなってしまう
そこには、すべての人が納得できる答えは無いと
言うことにも繋がります」
槙本「た、確かに・・・正しい答えだとしても、
視えない人からすれば、感じることも難しいと
いうことですよね・・・先生を信じ、学びを得て
いる人は、正しい答えを持つことができるけど、
それは、先生を知らない人からすれば、全ての
人が受け入れられる理論ではないということに
なるということか・・・」
透明「歯がゆいところだけどね」
槙本「う~む・・・・でも、やはり先生の見解は聞いて
おきたいです」
透明「えっ」
槙本「確かに私達のような哲学者と宗教的思想は
かけ離れてしまっています
しかし、先生がおっしゃることが教えになることでも、
そこから、哲学者としての見解は生まれてくる
かもしれません
是非、先生が考える死への見解を聞かせてください」
うわ~っ知識欲ハンパねぇ~
でも、ちょっと私も面白くなってきたかも・・・。
哲学的思考かぁ~チャレンジしてみるか
続く ・・・。
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