今は昔の物語 ・15
神凪「・・・・ほう初太刀を避けるか 」
首筋から、生暖かいものが漏れ出している・・・。
私は、どれ程の傷をおったのか確認しながら
相手との間合いをとる・・・。
透明「(あぶねぇ~首の皮2、3枚といった
ところか・・・
それにしても、今の攻撃・・・
見えなかった・・・。)」
ところか・・・
それにしても、今の攻撃・・・
見えなかった・・・。)」
咄嗟の感だよりに、動いてはみたが、
攻撃に入ったモーションがまったく見えなかった
しかもコイツ
透明「・・・・太刀か・・・・。」
私の目の前にいる式神は、まさに武士(もののふ)の様相
その上、刀よりも長い太刀を構えている・・・。
通常太刀は、馬上で使う刀・・・それだけに長く扱いづらい
はずなのに・・・
はずなのに・・・
透明「太刀で居合とか、ありえないんだけど」
神凪「ふむ・・・剣術にも智があるか・・・。
なかなか猛させてくれる 」
なかなか猛させてくれる 」
次の攻撃に移ろうとする神凪に問いかける
透明「ストップ 」
神凪「・・・・何だ、スト 」
透明「ストップ止まってという意味だよ」
神凪「・・・おぬし・・・異人か 」
透明「違う違う
今の日ノ本は、異国の文化を取り入れた
国様式をとっているんだよ」
神凪「何と 」
神凪の意識をしばらく別のところに置くために
言葉を紡ぎ続ける・・・。
時間稼ぎといえば、言い訳ができないが
それだけ、頭をフル回転させないと勝機が見いだせない
と自覚していた・・・。
と自覚していた・・・。
私は、神凪に言葉を浴びせ続ける中で、思考していた
強さは、確実に今まであった式神の中でも最強クラス・・・。
その上、武器としての太刀を携えている
「剣術三倍段」という言葉があるように、刀と素手では、
剣術の三倍の段位がなければ、太刀打ちできないと
言われている
そして、神凪は確実に剣術の達人だろう・・・。
首チョンパされる前に、何とか考えなくちゃ
しばらくして・・・
神凪「・・・・・おぬし・・・時間を稼いでいるのか 」
透明「い、いやいや
(バレてる~~~~ぅ)」
神凪「おぬしの話は、なかなかに興味を唆られたが、
所詮、我には詮無きこと・・・。
そろそろ、終焉とさせてもらう 」
所詮、我には詮無きこと・・・。
そろそろ、終焉とさせてもらう 」
透明「神凪は、外に出たいの」
神凪「なっ世迷い言を
我は、主の命に答えるだけの存在 」
我は、主の命に答えるだけの存在 」
透明「でも、詮無きことって・・・。
もし、神凪が外に出たいなら」
神凪「断る 」
透明「」
神凪「我は、主命を賜った身・・・主が許すまでは、
この場を死守することが務め
おぬしの言は聞き飽きた逝くが良い 」
この場を死守することが務め
おぬしの言は聞き飽きた逝くが良い 」
「キーーーン 」
ホール中に木霊する甲高い音
果たして、透明はこの場を乗り切ることができるのか
果たして、透明はこの場を乗り切ることができるのか
続く ・・・。
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