

園長との話を終え、太郎さんの自慢話に付き合い

次の和子さんには、おねだりをされ

その次の剛史さんには罵られながらも



鑑定をこなしてゆく透明先生



透明「(ふ~っ
・・・もう少しで終わりかな
)」



そう思った瞬間

「ガシャ~ン
」

透明「
」

「ガヤガヤ
」「ザワザワ
」


透明「(奥の方
2階か
)」



ガラスが激しく割れた音がする

園長「ど、どうしたんですか
」


ヘルパー「園長
すみません
また、作治(さくじ)さんが ・・・
」


また、作治(さくじ)さんが ・・・


園長「またか
」


急いで園の奥へ走ってゆく豊喜さん・・・





太郎「はぁ~
またかよ
」


七子「本当に困ったわねぇ~
」

和子「こっちが、参っちゃうよねぇ~
」


透明「あの~っ
皆さん、作治さんて
」


七子「ああ
透明ちゃんは、会ったことないのよね
」


太郎「そうか
あの死にたがりは、占いなんて

信じねぇ~もんなぁ~
」

透明「死にたがり
」

和子「そうなのよ~、自分はもうじき死ぬんだ~
って、

いつも、園の物を壊したり、人に当たったりするから、
皆、参っちゃうんだよ~
」

透明「・・・・。」
なんか、気になるなぁ~

「ガシャ~ン
」

和子「ひぃ~~~っ
」

太郎「まだやってるよ
」

剛史「あの野郎~
俺がトッチメてやる
」



七子「やめなよ
アンタが行くと、余計こじれるでしょ~
」


透明「私が行ってきます
」

和子「えっ
」

太郎「透明
やめとけ
やめとけ
」



剛史「いくらオメェ~でも、アイツは無理だ

一発殴ってやった方がはぇ~んだよ
」

七子「透明ちゃん、怪我するから
」


透明「大丈夫ですよ

こうみえて、私、結構強いんですよ~
」

と笑顔で、力こぶを作って見せる



剛史「お、オメェ~
け、結構・・・
」



七子「本当
凄いのねぇ~
」


い、いや、冗談でやっただけだから、感心されても





透明「と、とにかく、気になるので行ってきますね
」


太郎「お、おう
気をつけてな
」


和子「透明ちゃん、頑張って
」


なんだか、変な期待されているような・・・



しかし、死にたがりかぁ~

私は、園の奥の部屋へ歩を進める ・・・。
続く ・・・。







https://guardian-jewelry.com/
ポチしてくれると励みになります

応援よろしくお願いします

↓ ↓
にほんブログ村ランキング
↑ ↑
応援ボタン2箇所
ポチッとよろしくお願いします

