箱庭・8
私が呆気にとられていると、円さんの
蹴りが背中に刺さる
透明「あだ~~~っ」
円「くくくっとらえたわよ~~~
覚悟なさ~い」
透明「ちょ、ちょっと待て
それどころじゃない」
円「はぁ」
透明「能力が」
円「何よ~ 誤魔化そうったって、
そうはいかないわよ~」
透明「違うマジで能力が・・・使えない」
円「はぁ・・・・・・えっ
ちょ、ちょっと待って何これ」
私が呆気にとられていると、円さんの
蹴りが背中に刺さる
透明「あだ~~~っ」
円「くくくっとらえたわよ~~~
覚悟なさ~い」
透明「ちょ、ちょっと待て
それどころじゃない」
円「はぁ」
透明「能力が」
円「何よ~ 誤魔化そうったって、
そうはいかないわよ~」
透明「違うマジで能力が・・・使えない」
円「はぁ・・・・・・えっ
ちょ、ちょっと待って何これ」
円も周囲の気を探ろうと能力を行使したようだ。
透明「・・・・・。」
円「・・・・・。」
どれも、効かない いや、どれも
発動しないと言ったほうが正しいのか
円「ま、まずくない
と、取り敢えず、一旦出ましょ」
と振り向く円の目の前には、
背の高い竹林がそびえ立っている
円「う、嘘でしょさ、さっきまで
鳥居があったはずなのに・・・。」
透明「う~む」
円「う~むじゃないわよ~~
どうしてくれるのよ~~
やっぱりあんたが先に入って
調べるべきだったのよ~」
無茶苦茶言うな~
円「ちょ、ちょっと
黙ってないで何か言いなさいよ~
あんたも能力が使えないだったら、
ただのお荷物じゃないの~~~~~」
はぁ~本当に酷い言われようだが、
確かに、私の場合、能力がなければ
片目がほぼ機能しない・・・。
ここに入ったとたん視野が欠け始めたのを考えると
気づくべきだったのかもしれないけど
透明「言い過ぎだ~~~~~」
円「ビクッ」
ちょっとビビらせるくらいで良いだろう
透明「ちょっとは、落ち着け」
円「お、落ち着いてるわよ~~~」
どの口が言っているのでしょうか
はぁ~正直、円は気づいていないようだが、
実は私は、鳥居の位置をまだ把握していた
円からは見えないが、竹林は互い違いに生えていて
ある一定の角度からしか鳥居が確認できない
ようになっている
つまり私の位置からは、まだ鳥居を確認
できているのだが・・・黙っとこ
円の場合、鳥居の位置がわかった途端に
逃げ出すことが明白
どちらにせよ、能力の制限がある空間というのは
変わらないわけだから、とにかく目視で
子ども達を探さなければならない
つまり、目は多いほうが良いということだ
しかし、この空間は一体
続く・・・。
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