

眼の前の惨劇と過去の記憶を追うのに頭の中が
一人大変なことになっている透明先生


透明「(さて、どうしたものか・・・。)」
皆さんの中にも何となくお気づきの方も
いると思いますが、実は彼は浮遊霊・・・。
かなり霊格が高い為か、私の幽体とぶつかって
私が衝撃を感じるくらいだから、御霊喰らいからすれば
きっと御馳走に見えているのかもしれない

通常なら見えない世界での出来事として
スルー案件になるものなのだろうけど、
眼の前で喰われそうになっている男性を
放っておけるほど、非情にもなれない
すんばらしい心根を持つ私


・・・っと、自画自賛しつつ・・・

透明「(いやいや


この場を立ち去りたいのが
本音なんだけどね


ただ、こいつをこのままにしておけば確実に
他にも生者も死者にも犠牲者が増えるのが
目に見えているわけで・・・。
透明「・・・やるしか無いんだけど


こいつの攻略にはアレしかないんだよなぁ~

だが、あの能力を使うには許可がいる

正直、時間が悪すぎる


進言しても許可が返ってくるのか


透明「・・・ええ~い


私はその場で片膝を地面につけ、印を結び


仏心へと進言をする・・・。
透明「(◯◯師、透明から進言いたします

異形との交戦にて許可を

酉の刻・・・十干が終わる10の刻

十二支とは違い、十干を重んじる仏様の世界では
この時間から2時間が一番繋がりにくい

透明「(きょ、許可はマダか

男性の体が、半分以上飲み込まれてしまっていた・・・。
続く・・・。



5月9日(月)はACCESSメンテナンスの為
法具の注文は一時的にストップとなります。
従来価格での販売は本日迄となりますので
何卒宜しくお願い致します。







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