

透明「(許可は・・・まだか

ほんの数分だと思うが時間の流れが遅く感じる

御霊喰らいは、間合いをはかりながら
徐々に近づこうとしている

私も、いつでも対応できる間合いを
詰めさせないようにジリジリと動き続ける

御霊喰らい「ぐぐぐぐっ・・・ばがぁ~

一瞬の出来事

大口を開けて地を這うようにウネウネと
物凄いスピードで御霊喰らいが進んでくる


透明「くっ

(その巨体で足元狙うとか

右


空はマズイ

下から狙われる

咄嗟のの判断で左に身体をずらし、
御霊喰らいの突進を何とかかわす

御霊喰らいは私が右に動くと予想していたのか

若干、右寄りに身体を反転させていた

私はその隙きをつき、もう一度距離をとる

透明「ドキドキドキドキ


(あぶねぇ~~~~~~っ

右に避けていたら喰われてたぞ~~~~

ううっ

こんな読み合い、いつまでも持たない・・・。)」
御霊喰らい「ぐぐぐっ・・・。」
流石にあちらさんも、それくらい分かってるよね


もう一度飛び込んでくる姿勢を整え始めている

透明「(おいおい


くっ

拳を突き立ててみるか


相手は幽機体・・・私に当たる瞬間は
触れるはず

迎撃の姿勢を取る透明先生・・・。
それと同時に御霊喰らいが猛スピードで
飛び込んでくる



御霊喰らい「グパッ

大きな口がすぐ目の前に迫る

私は、拳に力を込める

透明「無理~~~~~っ


そう言うと、先程とは逆の方向へ飛び避ける透明

透明「はぁはぁはぁはぁ

・・・さ、流石に、無理ゲーだ

ヤバい雰囲気がドンドン立ち込めてゆく。
緊張が最高潮に高まったその時

透明「

続く・・・。







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