

透明「(うわ~~~~っ



どんどん飲み込まれてゆく男性を視ながら
焦りまくりの透明先生

透明「(ヤバい


とうとう男性の足先まで、完全に飲み込まれた

透明「(おいおい


完全に飲み込まれた後、こいつを何とかすれば
救えるんだよなぁ


そんな自問自答をしている透明だったが、
今更ながらあることに気づく・・・

透明「あれ



予想通り、御霊喰らいがこちらに向きを変える。
透明「いや、あの~


きみから見れば、喰われる順番待ち
してるようにしか見えないよねぇ~

オチャラケている場合じゃない状況

いきなり御霊喰らいがこちらに飛び込んでくる

透明「なっ


物凄い衝撃が頭の先から足の先まで伝達してくる

透明「くっ

昔、ダンプカーに追突された時の記憶が蘇る。
(23歳 夏の思い出


透明「・・・同じくらいの衝撃かよ

こいつ、こちらからの攻撃は擦り抜けるのに
自分の攻撃はちゃんと当ててくるのかよ

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~




まず、腕を前に伸ばし肘を90度に
曲げておきます


次に、衝撃を受ける際は肘を中心に受ける
ように心がけ、身体の方だけは完全に
すべての力を抜いておきます

これを浮身状態といいます

最後に、衝突のスピードに少し慣れたら
曲げた腕を伸ばすように両手で相手を
押すような動作をすれば、身体は宙に浮き
後ろに飛ぶことができます

この時、着地にだけは注意です

自分が思っている以上に早いスピードで
飛んでいるので、後ろにそっくり返らないように
気をつけてね

ということで、こういった時には是非参考に・・・・。
(なるわけ無いだろ~~~~~


彼は特殊な訓練を受けています

危険ですので絶対に真似しないようにしてください

透明「わっとととととっ




・・・あぶねぇ~


は、ははっ

なんだ~


ちゃんと着地できたぞ~


心の中では一人、奇跡を感じる瞬間であった

透明「(しかし、物理的に衝撃を与えてくる
ということは、こいつ幽機体か・・・
・・・厄介な構造してやがる

幽機体とは一体

続く・・・。







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