

目の前に広がる惨劇は、まさに
映画を見ているような光景だった

体長は約3メートル近く・・・。
大きな太いミミズのような身体に
足との区別はつきにくいが
腕らしきものが2本・・・。
足らしきものが4本・・・。
目は無く顔と思われる身体の先端は
大部分が大きな口となり、その開き方は
3つに分かれている

そんな化け物のようなモノが、先程の男性を
鷲掴みにし頭から飲み込もうとしている

男性「むぐ~~~っ


足をバタつかせて抜け出そうとしている男性を
呆然と見ていた私は、ハッと我に返る

透明「やめんか~

得体の知れないそのものに飛び蹴りをする透明

しかし、その攻撃が全く当たらない

というより、すり抜けてしまう

透明「ば、馬鹿な


当たった感覚は少しだけあったのに
なんで

霊体とも違う、今までに感じたことのないような
違和感を覚えながら、頭の中はより一層冷静に
研ぎ澄まされてゆく・・・。
透明「・・・御霊喰らい(みたまぐらい)

頭の片隅に残っていた記憶が瞬時に思い出される

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
師匠「お前達


透明「御霊喰らい

昴「何ですかそれ

怜「みたらし団子の親戚・・・

陣「ええ~っ


円「そんな訳ないでしょ

透明「先生


~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
御霊喰らいとは一体

続く・・・。










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