

「ぱらぱらっ・・・

私の頭の上から何か細かい小石のようなものが
落ちてくる

透明「う、嘘だろ


先程の攻撃を避けた先にあった壁の上に
何かがいる

透明「おいおい

絶望的な光景が広がる・・・。
壁の上には、巨大なコウモリのような身体に
猿のような頭をもった奇怪な生き物がいる

師匠からは、大量発生する時期があるとは
聞かされていたが、こんなに近くに
もう一体とか聞いてないんですけど


(ここからは、紛らわしくなるので、
最初の御霊喰らいをミミズのミミちゃん、
コウモリの身体の御霊喰らいをコウちゃんとします

って



コウ「キ~~~~~~ッ

頭を劈くような高い音域の叫び声に
一瞬、身体が硬直する

ミミ「ギギギ~~~~ッ

透明「

あれ

物凄い不快な声が何度も交差する

透明「(もしかして、会話しているのか

お互いを威嚇しているようにも見える。)」
お互いの鳴き声が重なった瞬間

コウちゃんがミミちゃんを上から
抑え込むように乗りかかる

ミミちゃんも負けじと大口をあけて
コウちゃんの身体を噛じろうとモガイている


透明「(た、助かった


これどう見ても、ただの餌の取り合いだよね

はぁ~

思いもよらんかったよ・・・

仲間

色々な可能性に頭をフル回転させていた

続く・・・。







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